東野圭吾「白夜行」を韓国映画がリメイク!主演はコ・ス、見所動画とインタビュー動画公開
「世界の中心で、愛をさけぶ」の山田孝之と綾瀬はるかの“セカチュウコンビ”でドラマ化された「白夜行」は東野圭吾の同名の小説が原作!この作品が韓国映画でリメイクされる。Y-STARでは、映画「白夜行」の見所映像とハン・ソッキュとコ・ス、ソン・イェジンの主演3人のインタビュー映像を動画ニュースで紹介している。
韓国で映画化される「白夜行~白い闇を歩く」は、「グリーンローズ」で日本でも大人気のコ・ス、「四月の雪」でペ・ヨンジュンと共演したソン・イェジン、韓国を代表する映画俳優ハン・ソッキュの3人が主演する。今月21日に制作報告会が開かれたばかりで、それぞれの配役は、日本で山田孝之が演じた桐原亮司役をコ・スが、綾瀬はるかが演じた唐沢雪穂をソン・イェジン、武田鉄矢の笹垣潤三役をハン・ソッキュが演じる。日本では、主演3人が、ザテレビジョンによる第48回ドラマアカデミー賞で、最優秀作品賞、主演男優賞、助演女優賞、助演男優賞と賞を総なめしているだけに、韓国映画の仕上がりが気になるところだ。
14年前の殺人事件現場で息子を失い、生きることを忘れてしまった刑事。そして、ある殺人事件が14年前の事件と係わっていることを直観した刑事は、容疑者を執拗に追う。しかし、刑事は、容疑者として追いかける主人公の暗くて悲しい人生に、次第に憐愍の情さえ感じ始める…。
Y-STARでは、主人公を演じた3人にインタビューをしている。
[インタビュー:ハン・ソッキュ(ドンス役)]
約15年前と現在とを交錯させる映画の設定は、俳優としても大きな挑戦だといえます。
ドンスに追い回される残忍な殺人魔ヨハンは、無表情で常にどこかを見つめる。純粋さと残忍さを同時に表現しなくてはいけない役で、俳優としてはやりがいはあるものの難しい役だ。
[インタビュー:コ・ス(ヨハン役)]
一見、理解しがたいキャラクターだと思いました。だけれど、続けて台本を読むうちに、ヨハンのおかれた立場で考えをしてみると、ありえるかもとヨハンの立場に共感もできて…。
二人の男と殺人事件のつながりを持つのは、ありえないくらい辛い過去を持つ女性のミホだ。
[インタビュー:ソン・イェジン(ミホ役)]
今後二度と会えないキャラクターと思って(出演を)決めましたが、撮影しながら何度も試験を受けるかのようにとても大変でした。
日本では、原作の小説もドラマも話題になった作品だけに、演じる俳優たちにとってやりにくい感もあるだろうが、ベテラン俳優のハン・ソッキュは、原作を読まず、シナリオに忠実に演技したと語っている。また、コ・スも、シナリオが全てと思って演じましたと、作品への意気込みを語っている。
演技派として定評のある主演3人を悩ませている「白夜行」、いったいどんな仕上がりになるのか公開が待ち遠しい。
Y-STAR「ミステリーの中、致命的な愛の話…映画“白夜行”」