11月2日、ヨン様主演「太王四神記」アンコール放送開始-NHK
NHK BShiでは多くのアンコールの声を受け、11月2日からペ・ヨンジュン主演の「太王四神記」をノーカット・字幕版で一挙放送開始する。
「太王四神記」は、2007年9~12月に韓国MBCテレビで放送され、視聴率30%を突破した話題の作品。総製作費50億円以上を投入し、音楽は久石譲、主題歌「千年恋歌」はアジアのスーパースター・東方神起とまさに映画を超えるスケールの歴史ファンタジー作品だ。スケールも凄いが、なんといっても主役のタムドクを演じるペ・ヨンジュンの5年ぶりのドラマ復帰とあって、韓国はもちろん、日本をはじめアジア中が注目していた。
監督は、韓ドラ界の巨匠キム・ジョンハク。国民的ドラマ「砂時計」を大ヒットさせた脚本家だ。「太王四神記」では「砂時計」主演のチェ・ミンスが敵役で出演しており、他にもムン・ソリ、ユン・テヨン、オ・グァンノク、パク・サンウォンといった大物俳優や女優が顔を並べた。大物だけでなく、イ・ジア、イ・フィリップといったフレッシュな新人もこの映画で、一躍スターダムにのし上がった。ドラマは下馬評どおりの大ヒットとなり、主演男優賞を始め2007年のドラマ賞を総なめしている。ペ・ヨンジュンの満身創痍で松葉杖での授賞式は、今も強く記憶に残っている。
過去のインタビューで、キム・ジョンハク監督は「太王四神記で新しい形の英雄を描きたかった。それができるのは“彼”しかいなかった」とキャスティングについて語っている。韓ドラ界の巨匠をこういわしめた“彼”とは、もちろんヨン様こと、ペ・ヨンジュンのことで、ペ・ヨンジュンはこの作品で、紀元前2000ほど前の神話の時代の神の子ファヌンと、高句麗時代に、もっとも広大な領土を持ったタムドク王の二人を演じた。三国時代の地図で、新羅との境界でグラデーションの一番下の位置まで領土を広げたのが、タムドク王、つまり広開大王その人だ。
物語の舞台は、紀元前から7世紀まで、中国東北部から朝鮮半島に存在した国「高句麗」(歴史年表を参考に)。神の国「チュシン」の王の星のもと生まれたタムドク(ペ・ヨンジュン)が、数々の困難を乗り越え、天から与えられた四神の神器とその守り主をさがし当て、真の王へと成長する物語。この物語でペ・ヨンジュンは、強いカリスマ性と誰をも包み込む器の大きさで見事な王を演じ切っている。(「太王四神記」ペ・ヨンジュンは確かに王だった!で詳しく紹介)
放送は、NHK BShiで、11月2日(月)から19日(木)までの、月~木 夜11時から2話ずつ放送される。
番組公式サイトでは、作品ムービーと、人物相関図、キャストの紹介、用語の解説などがあるので、放送開始前に予習しておこう。
ナビコンでも、特集韓ドラここが知りたい-ドラマで知る韓国の歴史 で、「ドラマの歴史入門」や「ドラマになった三国時代」くわしく紹介記事があるので参考にされたい。
NHK BShi「太王四神記」