韓国版ロミオとジュリエット!韓国三国時代の百済を始めて描いた大作「ソドンヨ」配信開始
「ソドンヨ(薯童謠)」は、古くから伝わる童謡をモチーフに、百済の王子と新羅の姫との運命の恋と生涯を描いた歴史ロマン大作。百済と新羅に高句麗を加えた3つの国が、微妙なバランスを保ちながら朝鮮半島を制していた三国時代の物語である。当時の地図は三国時代の地図で確認を。
主人公のチャンは 朱蒙(チュモン)から続く百済の王家の血筋を引く王子。だが、出生の時から存在は隠され、本人も知らされることなく平民として育った。しかし、一目惚れした姫を振り向かせるために作った童謡がチャンを王座へと近づけていく。タイトルにもなった「薯童謡(ソドンヨ)」は韓国に古くから伝わる童歌で、物語はこれにまつわる「薯童と善花(ソンファ)」の説話をモチーフに、百済の王と新羅の姫の運命の愛を描いていく。
チャンを演じたのはチョ・ヒョンジェ。彼は、韓国MBCの2003年の作品「ラブレター」で神父を志す純粋で善良な青年アンドレアを演じた俳優だ。その後「オンリー・ユー」「九尾狐(クミホ)外伝」といった現代作品に出演してきた人気俳優となったが、ブレークするほどではなかった。しかし、この「ソドンヨ」で、彼の端正な容姿と気品あふれる物腰、思慮深い物言いなどの魅力を余すところなく引き出し、トップ俳優の座に上りつめた。(2003年にも、ペ・ヨンジュン主演映画「スキャンダル」で若旦那役を好演している)
ヒロインの新羅の姫ソンファを演じたのはイ・ボヨン。2000年にミスコリアの地方大会で1位に選ばれ芸能界入りし、03年役者デビューを果たした。03年「マイ・ブラザー」でウォンビンの相手役を演じ注目されるようになった。その後は、「ゲームの女王」「ミスターグッドバイ」などに出演している。
※三国時代の時代背景については、韓ドラここが知りたい!の「ドラマで知る韓国の歴史」や「ドラマの年表」をご覧いただきたい。
◆「ソドンヨ」(全55話)
・監督:イ・ビョンフン 脚本:キム・ヨンヒョン
・出演:チョ・ヒョンジェ、イ・ボヨン、リュ・ジン、チョン・ソンギョン、イ・チャンフン
・配信期間:2009/11/11(水)~2010/5/25(火) 水・土曜1話ずつ更新
GyaO!「ソドンヨ」