映画復帰カン・ドンゴン、ヒョンビンとチョ・インソンにライバル宣言?真相は「田禹治」会見動画で

2009年11月17日11時53分映画
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多くの女性の心を蕩(とろ)かす俳優カン・ドンウォンが2年ぶりに映画「田禹治(チョン・ウチ)」で復帰する。監督は映画「イカサマ師」のチェ・ドンフン。主演のカン・ドンウォンをはじめ、キム・ユンソク、ユ・ヘジン、イム・スジョンにペク・ユンシク、ヨム・ジョンア、キム・ヒョジンといった主役級の豪華キャストが顔を並べる。「田禹治」は、朝鮮時代の原作者ミサンの実話「田禹治伝」が原作。絵の中に閉じ込められた朝鮮時代のチョン・ウチが、500年という長い歳月を超えて21世紀のソウルに登場し、悪に立ち向かうというファンタジーアクション。

16日午前、アックジョンCGV(ソウル市江南区)で映画「田禹治」の制作報告会が開催され、会見の中でカン・ドンウォンがライバルとして同じくイケメン俳優のヒョンビンとチョ・インソンを挙げたということが話題になっている。KBSが動画ニュースで詳しく伝えているので、その気になるコメントを紹介しよう。

会見のはじめにマイクを握ったのはカン・ドンウォン、「えーと、芸能ニュース(笑)いや、なんだっけ?(現場の“芸能手帳!”という声に助けられ)「芸能手帳」をご覧の皆さんお目にかかれて光栄です。私たちは「田禹治」チームです。こんにちは」と挨拶をした。

古典小説の「田禹治」をモチーフにした映画「田禹治」は、朝鮮時代の悪童道士チョン・ウチが世の中の妖怪たちに立ち向かって戦う姿を描いている。

改めてカン・ドンウォンから「こんにちは、カン・ドンウォンです。嬉しいです。チョン・ウチ役を担当します。楽しく撮影し、頑張って撮ったので大いに期待してください。いや、期待しなくていいので楽しんでください」との挨拶があった。

チョン・ウチを追いかける熱血刑事でカリスマあふれる悪役ファダムに扮するキム・ユンソクからは、「こんにちは。キム・ユンソクです。私がマイクを握ったとたんカメラのシャッター音が(ドンウォンのときより)少ないですね。覚悟して出演することに決めたファダム….その二面性のある役どころ、そして目つきや表情で道術を使って、カン・ドンウォンさんを50メートルほど飛ばして…」。

続いてインタビューを受けたのは、カン・ドンウォンを助ける友チォレング役のユ・ヘジン。何と“'犬” 役だという。「劇中は“人”で通しますよ。チョン・ウチンが(人に)変身させたんです。元々は犬なのに...それでも“犬”っぽくしなくちゃいけないので、普段から注意深く犬を見ました。

今回の映画ではワイヤーアクションのシーンがことに多かったというドンウォン。そのカッコよさに、これまでのワイヤーアクションで最高という褒め言葉も受けたようだが、これについてカン・ドンウォンは「私はただ、格好を決めてやればいいだけで、一生懸命引っ張ってくださったおかげで…」とスタッフへの感謝の言葉を口にする。優れた演技力に加えこういった温かい気遣いができるのも彼の魅力だ。しかし、なんと言ってもその整った“花美男”ぶりは彼の一番の魅力。

記者から、花美男として彼の思うライバルを聞かれると、カン・ドンウォンは「ヒョンビンもチョ・インソン...みんなライバル…いやライバルではなくて…いやこれぴったり出た….とりかえしのつかない…」と、自らを花美男と認めたようなコメントになったことに戸惑ったのか、またテロップに流された「記事に出ちゃう」と思ったのかしどろもどろ。

それでも、最後は気を持ち直して「初の韓国型アクションヒーロー、ヒーロー物、スーパーヒーロー物だと言う評をいただくだけアクション規模も凄くて、本当に面白いキャラクターたちの活躍を見ることができます」と映画の魅力を紹介している。

会見は終始ドリームチームの和やかな雰囲気で進められ「田禹治、ファイティング!」の声で会見が終わった。

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