意外に思うが、テレビCMはこれが初なのだという。グーグルは20日より、検索のさまざまな利用シーンを訴求する「Google “さがそう。”キャンペーン」を実施し、そのキャンペーンの一環としてテレビCMの放映を始めた。

このキャンペーンは、検索の多様な利用方法や、検索関連のさまざまな機能の認知を高めることがねらいで、CMは5つの検索語の検索結果画面を基に制作されている。

現在、CMは2篇制作されている。「おとなになったら」篇では、「特急のうんてんしゅになるには」という、子どもと思われる利用者の検索画面が登場。そこから、「特急カシオペア」「カシオペア座」「宇宙飛行士」と検索ストーリーが展開していく。男の子の「うわー」という好奇心溢れる声が効果的だ。

一方、「あたらしい毎日」篇では、「下北沢　女性向け　賃貸マンション」から検索がスタート。「通勤ラッシュ」を調べていたら、いつの間にか「通勤ラン」に話が展開し、さらにはグーグルマップのストリートビューの画面も登場し、検索機能の幅の広さをアピールしている。

アメリカのグーグル社は米国内でテレビCMを出稿したことがあるが、グーグルの日本法人は今回が初のテレビCMとなる。

サイトではこのほか、Googleの歴史を動画と画像で振り返るコーナーへのリンクも貼られており、興味深い。

このCMは20日より放映を開始しており、一足早く19日よりCM動画がYouTubeにアップされている。動画の視聴は下記リンクより。

Google - さがそう