昔は魚河岸も、江戸の中心・日本橋をブラタモリ-NHKオンデマンド

2009年11月28日12時00分暮らしと文化
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江戸随一の繁華街にして今も多くの老舗が軒を並べる街の足跡をたずねる「ブラタモリ」の第7回「日本橋」が、NHKオンデマンドの見逃し番組サービスに配信されている。視聴料金は315円(税込み)。

江戸時代は東海道・中山道の起点であり、今も全国に広がる国道の源流に位置している日本橋。今では真上を首都高速が走り、うっかり通り過ぎてしまう場所だが、明治初期に建築され国の重要文化財にも指定されているその石橋は堂々たる佇まいを備えている。番組では、普段滅多に見られれない橋の下から、関東大震災にも耐えた日本橋の秘密にも迫る。

日本橋が一大繁華街だったのは、陸路の幹線と、江戸湾から江戸城へと通じる水路が重なる地点だったことに端を発する。橋の横には震災前まで魚河岸があり、これを取り巻くように海産物問屋や金物屋などが店を構え、今でもその伝統を引き継いだ老舗が点在している。その店の間を通っていた「掘留」の痕跡を追って、隣接する老舗各店から当時の貴重な話を聞いていく。さらに老舗の伝統をタモリさんが体験するコーナーも。

そして、日本橋の顔ととして300年、この地に店を構える三井越後屋呉服店を継承した三越と三井本館の魅力など、知られざる姿にタモリさんが迫る。

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