青龍映画賞「私の愛…」キム・ミョンミン&ハ・ジウォンW受賞の瞬間コメントを動画で見る
2日夜、ソウル市永登浦区KBSホールで、第30回青龍映画賞授賞式が行われ、ハ・ジウォンが人気スター賞、最優秀女優賞の2冠に輝いた。最優秀男優賞はキム・ミョンミン、新人男優賞はヤン・イクジュン、新人女優賞はパク・ボヨン、キム・コッピ、助演男優賞のチン・グ、助演女優賞のキム・ヘスク、監督賞のキム・ヨンハ監督らが受賞した。
青龍映画賞は、韓国映画の振興と大衆文化の発展のために、「スポーツ朝鮮」が毎年開催している映画賞で、今年2009年は30回目となる。、「私の愛、私のそばに」で共演したカップルでの受賞となったハ・ジウォンとキム・ミョンミンのインタビュー映像がスポーツ朝鮮の動画ニュースに公開されている。
特に、最優秀女優賞と人気スター賞の二つのビッグ賞を受賞したハ・ジウォンの喜びは大きく、ニュース記事には、受賞者としてハ・ジウォンの名前を呼ばれた瞬間、彼女感涙している写真も掲載されている。インタビューでは、大きく肩の開いた大胆なドレス姿で、パク・ジンピョ監督と主演男優賞を受賞した相手俳優のキム・ミョンミンに感謝の言葉を伝え、「私にもこんな瞬間がやって来るんですね。私は撮影現場では欲深いが、賞の欲はなかったんですが、このように賞を下さりとても感謝します」と涙ぐんだ。
日本では、ドラマ「バリでの出来事」「チェオクの剣(茶母)」などの作品で人気の女優だが、11年前、映画「真実ゲーム」でデビュー以来、彼女がメジャー映画祭で主演女優賞を受賞したのは、意外にも今回が初めて。しかも、11月6日に開催された老舗の大宗賞映画祭では、ノミネートすらなかったというだけに、本人もファンも喜びはひとしおだっただろう。
一方、大鍾賞に続き、青龍賞でも主演男優賞を受賞したキム・ミョンミンは、「このような賞を受け取る資格が(私に)あるかどうかは分からりません。私にとって俳優という才能を与えて下さったが、足りないところは人より2倍3倍努力するようにして下さった神様に感謝します。いつも謙虚に生きていくようにして下さった」と授賞の感想を述べた。いたって謙虚に受賞の喜びをコメントするキム・ミョンミンに比べ、会場からは、誰の受賞の瞬間よりも大きな歓声が沸きあがった。
その他の受賞は、次の通り。
◆作品賞:「母なる証明(マザー)」 監督:ポン・ジュノ
◆監督賞:キム・ヨンファ “Take off/国家代表”
◆主演男優賞:キム・ミョンミン “Closer to Heaven/私の愛、私のそばに”(監督:パク・ジンピョ)
◆主演女優賞:ハ・ジウォン “Closer to Heaven/私の愛、私のそばに”
◆助演男優賞:チン・グ 「母なる証明」
◆助演女優賞:キム・ヘスク「サースト~渇き~」
◆新人監督賞:ガン・ヒョンチョル 「過速スキャンダル」
◆新人男優賞:ヤン・イクジュン「息もできない」(監督:ヤン・イクジュン)
◆新人女優賞:キム・コッピ 「息もできない」、パク・ボヨン 『過速スキャンダル』(監督:カン・ヒョンチョル)
◆脚本賞:イ・ヨンジュ “Living Death/不信地獄”
◆撮影賞:パク・ヒョンチョル “Take off/国家代表”
◆照明賞:チェ・チョルス、バク・トンスン 「母なる証明」
◆美術賞:チョ・ファソン、チェ・ヒョンソク “Private Eye/影の殺人”(監督:パク・テミン)
◆技術賞:HANS UHLIG(POLYGON)、チャン・ソンホ(Mofac)、キム・ヒドン(CJ Power Cast) “Heaunde/海雲台”(CG)
◆音楽賞:チョ・ヨンウク「サースト~渇き~」
◆最多観客動員賞:“Heaunde/海雲台”
◆短編映画賞:“Caliber/口径” 監督:キム・ハンギョル
◆青龍人気賞:イ・ビョンホン、ハ・ジョンウ、ハ・ジウォン、チェ・ガンヒ
◆特別賞:故チャン・ジニョン
スポーツ朝鮮「青龍映画賞」キム・ミョンミン-ハ・ジウォン、男女主演賞…“母なる証明(マザー)”作品賞