「アンサング・シンデレラ」第8話吐血する瀬野(田中圭)に迫る病魔の影とは?第7話ネタバレあらすじ

2020年09月02日09時30分ドラマ
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石原さとみ主演「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」(フジテレビ木曜夜10時から)9月3日放送の第8話では瀬野(田中圭)がまさかの吐血!瀬野に病魔の影が迫り、物語も佳境へ向かう第8話あらすじと第7話ネタバレあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで視聴できる。



「アンサング・シンデレラ」は萬津総合病院の病院薬剤師・葵みどり(石原さとみ)を中心に、脚光は浴びなくても”縁の下の力持ち”(=アンサングヒーロー)として患者のために奮闘する病院薬剤師たちを描いたヒューマンドラマ。8月27日放送の第7話は、葵みどり(石原さとみ)が担当する急性骨髄性白血病患者の簑島心春(穂志もえか)とパワハラ疑惑でマスコミから追われ入院してきた国会議員、古賀万奈美(渡辺真起子)の物語が描かれた。退院したくてもできない心春と、スキャンダルから避けるために入院してきた古賀。真逆の立場の2人が次第に心を通わせ、お互い目標に向かって進み出すという心温まるエピソードとなった。またエンドロールでは、退院した心春が友人たちと学生生活を楽しむ姿や、薬剤部から贈られた色紙が飾られた部屋で夢に向かって勉強する姿が感動を呼んだ。

心春は中学生のころ病気が発症し、その時新人だったみどりが担当することになった患者第一号。心春と同じ病気で妹を亡くしているみどりにとって、感情移入せず他の患者と同様に冷静に対応できるようにと瀬野章吾(田中圭)が敢えて担当させたのだった。瀬野が相原くるみ(西野七瀬)にみどりと心春の関係を説明するシーンでは、くるみに期待をかける瀬野の優しい「はい」にキュンとする人が続出。 「顔かたむけての『はい』は反則。惚れてしまう」と、 瀬野の「はい」をもう一度見たい視聴者からおかわりを求める声が持ち上がった。数分の登場シーンでもしっかり女性ファン心を掴む田中圭の演技がドラマを盛り上げた。

それと同時に気になるのは予告で流れた瀬野の吐血シーン。あまりの衝撃映像に、一時Twitterで「瀬野さん」がトレンド入りするほど注目が集まった。以前、瀬野が母親を病気で亡くしていることが明かされているが、第7話でも瀬野が胸を押さえる場面があり病魔の予兆が見られた。9月3日の第8話ではその病名が明らかになるのか、物語も終盤戦に入り新たな展開を見せる。今後瀬野の治療にみどりがどう関わっていくのかこれからの「アンサング・シンデレラ 」から目が離せない。

■前回:第7話 ネタバレあらすじ
葵みどりが担当している患者、簑島心春(穂志もえか)の退院が決まった。心春の病気が発症したのは中学生の頃。落ち込む心春を支えてくれたみどりに憧れ、心春は薬科大学に進学するも1年5か月前に病気が再発し、再入院していたのだった。それが無事に寛解し、退院を喜ぶみどりと心春の横を病院長の案内で歩くただ者でないオーラを放つ患者が入院してくる。

その患者はパワハラ疑惑で世間を騒がしている国会議員、古賀万奈美(渡辺真起子)で、雲隠れを兼ね萬津総合病院に入院してきたのだった。極秘入院のため、古賀の素性は担当医の大津君郎(瀧川英次)以外のスタッフには知らされていなかった。そこへみどりと相原くるみ(西野七瀬)が薬の説明にやって来る。服用している薬などみどりが質問していると、古賀が胸を押さえ苦しそうにするが、みどりとくるみは病室から追い出されてしまう。

退院が決まった心春がみどりへ感謝の手紙を書いていると、そこへ古賀がやってくる。2人が話していると古賀が急に苦しみだし、心春は助けを求め偶然通りかかったみどりとくるみに古賀の元へ急ぐよう伝える。みどりは胸の痛みの原因を究明するため検査を受けることを古賀に勧めるが、患者の事は医者と看護師に任せるべきで、患者に時間をかけるみどりのやり方は間違っていると言われてしまう。そしてこれが原因でみどりは古賀の担当を外されてしまうのだった。

しかし、古賀の体を心配する鴨居からも相談を受けたみどりは、古賀の持病である喘息について調べ始める。古賀に検査を受けるよう大津に相談するみどりだが、その時、古賀と話していた心春が廊下で突然倒れる。そして検査の結果、心春の退院は延期になってしまう。みどりの前では明るく振る舞う心春だが、話相手になっていた古賀には無理に笑う必要はないと言われ涙を流す。

その様子を見ていたみどりは落ち込む心春を元気づけるため、担当医の久保山竜也(六角慎司)に相談。心春は医師付き添いのもと短い間の外出が許され念願だった風を感じることができた。そして、そこに居合わせた古賀に、雲隠れではなく治療に専念して欲しいと説得するみどり。実は、古賀は医療制度の拡充を目指し、骨髄バンクと提供ドナー助成制度に尽力していた経歴を持っており、心春への申し訳なさから検査を受けることを了承する。大きな病気を覚悟している古賀に、みどりは「最近たばこは吸っているか」と質問するのだが。

古賀の検査の結果、体の不調はテオフィリン中毒と判明。古賀の喫煙を減らしたことが原因で薬が効きすぎてしまい、目まいや動悸がしていたことがわかり、大きな病気ではなかったのだ。この結果を受け古賀はすぐに退院を決意し、また政治の現場へ戻って行った。一方心春は元気を取り戻し、みどりに退院の予告状と言って以前書いた手紙をみどりに渡すのだった。

■第8話 あらすじ
”調剤の魔術師”荒神寛治(でんでん)が手品を練習するために休暇を取ることになり、販田聡子(真矢ミキ)はみどりたちから反発に合う。ただでさえ忙しい薬剤部の人員の余裕はないのだが、さらに販田は薬剤部から一名を調剤薬局の研修に出すことになったことも伝える。みどりが名乗りを上げるが刈谷奈緒子(桜井ユキ)は猛反対する。だが、みどりの代わりに瀬野章吾(田中圭)が救命センターへ必要な時に行くのみで、調剤室で作業ができるよう販田が手配していた。

病院薬剤部と調剤薬局の連携強化を目的とした2週間の研修に参加することになったみどり。調剤薬局からは小野塚綾(成田凌)が参加することになり、二人で研修先である笹の葉薬局へ向かう。すると店から代表の仁科敦夫(東根作寿英)が飛び出してきて、挨拶もそこそこに患者の家へと連れて行かれるみどりと小野塚。仁科は患者の家を回りながら仕事を説明する。そんな時、末期がん患者の家を訪れると、そこに荒神の姿が。患者は荒神の妻、泰子(大塚良重)で、余命わずかな妻を手品で喜ばせたいと願う荒神。そこでみどりと小野塚はある行動を起こすのだが・・・。

一方、相原くるみはアレルギー性鼻炎の増田航平(田中幸太朗)に服薬指導をする。服薬量が多い事が気になるくるみだが、増田は気にしていない様子。そんなやり取りを見ていた瀬野は、航平と一緒に来ていた息子の翔太(川原瑛都)が目をかゆそうにこすっていることを気にかける。出産を控える妻が入院中のため幼い息子の面倒を一人で見ている増田が、忙しい中頻繁に薬を受け取る理由とは?

木曜ドラマ「アンサング・シンデレラ」フジテレビ毎週木曜夜10時から放送。出演:石原さとみ 西野七瀬 成田凌 桜井ユキ 井之脇海 金澤美穂 真矢ミキ 迫田孝也 池田鉄洋 でんでん 田中圭ほか/ゲスト:渡辺真起子 モロ師岡 穂志もえか/脚本:黒岩勉 公式Twitter公式アカウントは「@unsung2020」、予告動画は番組公式サイトで公開している。

「アンサング・シンデレラ」番組公式サイト

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