朱蒙・タムドクに続く高句麗の英雄「蓋蘇文」紹介動画配信-BS朝日

2009年12月15日10時49分ドラマ
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チュモン(朱蒙)が建国し、タムドク(広開土大王)が領土を拡げた大国・高句麗に生まれ、祖国への誇りをテジョヨンに受け継いだ英雄、ヨン・ゲソムン(蓋蘇文)。彼は、高句麗の権力者ヨン・テジョの息子として生まれながらも、ある予言のために山奥にかくまわれ、両親の顔を知らない。その後、隋国の商団に奴隷として売られる途中、商団の主人と縁を結び、奴隷の身分を脱し隋国貴族の家門イ・ミル(李密)の門客になる。そんな激動の運命のなか、やがては、唐の太宗・李世民を跪かせ、中国に堂々と立ち向かう英雄となる。

ドラマ「蓋蘇文」は、高句麗後期の英雄たちの姿を描いた超大型歴史スペクタルである。韓国SBSで全100話の大作で、BS朝日で、12月11日現在、第45話まで放送され、いよいよ折り返し地点に入り、ますます目をはなせない山場を迎えている。BS朝日番組サイトでは、見どころ映像や詳しいあらすじ、相関図などが掲載されている。

主人公のヨン・ゲソムンを演じたのは、青年期はイ・テゴン。「神様お願い(天よ)」のワンモ役に扮した俳優だ。奴隷として振られながらも、自らの才知でその身分から逃れ、文武を身につけ、母国に戻った主人公を爽やかに公演している。ヨン・ゲソムンの壮年期を演じたのはユ・ドングン。ドラマ「エデンの東」でソン・スンホンのボス役を演じている俳優だ。ユ・ドグンが、かつて交流のあったイ・セミンとの一騎打ちは圧巻で、見事なまでに貫禄ある英雄を演じている。

また、ドラマ「蓋蘇文」では、MBCの新羅を描いたドラマ「善徳女王」の登場人物キム・チュンチュも出てくる。また、「蓋蘇文」では、テ・ジョヨンを育てた男とされたヨン・ゲソムンが、ドラマ「大祚榮」では、テ・ジョヨンを抹殺しようとしたと紹介されている。激動の高句麗末期は三国時代の終焉の時で、同じ時代を描いたたくさんのドラマがある。歴史ドラマの醍醐味は、同じ人物を別のドラマで表裏を見ることができる面白さかもしれない。韓ドラここが知りたい!の[ドラマで見る年表]では、同じ時代を描いたドラマが一覧できるので、ぜひ、チェックされたい。

ドラマ「蓋蘇文」は、BS朝日の韓流アワー枠、毎週月曜日~金曜日まで昼3時から放送される。
BS朝日「蓋蘇文」