ファンタジー史劇「太王四神記」元旦に配信開始-NHKオンデマンド

2010年01月01日12時00分ドラマ
視聴サイトへ

「冬のソナタ」で熱烈な韓流ブームを作り出したヨン様ことペ・ヨンジュンが、全身全霊で取り組んだファンタジー歴史大作「太王四神記」が、2010年元旦の昼からNHKオンデマンドで一挙配信スタートする。もちろん、ノーカット&字幕版だ。主演のペ・ヨンジュンも魅力だが、監督はあの不朽の名作「砂時計」のキム・ジョンハク、音楽監督はジブリの久石譲、そしてエンディング曲を歌うのはアジアのスーパースター東方神起と、まるで夢のような制作陣が顔を並べる。制作費は430億ウォン(当時約54億円)、企画構想に3年、撮影期間は2年以上もかけて制作した作品と、正月休みにいっき見するのにぴったりな魅力的な作品だ。

「太王四神記」は、今から約4000年以上も前の神話の時代の韓国から始まる。韓国に古くから伝わる「檀君神話」をベースに、4世紀末の三国時代、高句麗が最も大きく領土を拡げた広開土王タムドク王の、波乱の人生と愛を描いた前代未聞のスケールで贈る、たましいを揺さぶるファンタジー歴史大作。
豪華なスタッフ陣に加え、ムン・ソリ、イ・ジア、ユン・テヨン、チェ・ミンス、パク・サンウォン、オ・グァンロクら魅力的な出演者たちが名を連ねる中、やはりもっとも輝いたのは主人公タムドクを演じたペ・ヨンジュンだ。「太王四神記」は、ペ・ヨンジュンが「冬のソナタ」から5年ぶりにドラマ復帰を果たした作品で、アジア中が作品の完成を待ちわびたという超話題作。なにしろ韓国での放送が始まる前から、NHKには日本での放送の問い合わせが殺到したというから、その前評判のスゴさが想像つくだろう。これについては、ナビコン特集「NHKを唸らせた太王四神記」でNHK担当者のインタビュー記事を紹介しているので参考にされたい。

ペ・ヨンジュンはこれまでの“微笑みの貴公子”の殻を打ち破り、神話の時代では白髪の神の子桓雄になり、高句麗時代では優しさの中にあるカリスマ性で人心を掌握していく新しいタイプの英雄としてタムドク王になりきった。「太王四神記」では、ファンタジー性、映画並みのスケール、激しいアクション、そして切ないロマンスと、これまでのペ・ヨンジュンファンはもちろんだが、歴史好きのお父さんや、CGオタクも十分満足できる魅力的な作品に仕上がっている。

「太王四神記」は、NHKオンデマンドで2010年元旦から視聴できる。全24話、ノーカット字幕版で第1話が無料に加え、全話で5250円とお得なセット価格が用意されているのも嬉しい。

NHKオンデマンド「太王四神記」
※ 「太王四神記」の魅力のすべてを紹介した特集「NHKを唸らせた太王四神記」はこちらから