韓国美少女グループ・ワンダーガールズ、ソンミ脱退の訳は？涙の告白動画をノーカットで

韓国歌手初のビルボード「ホット100」に入るなど、米国で大きな反響を起こしている美少女グループのワンダーガールズのソンミが突如脱退宣言をした。絶好調の彼女たちに降ってわいた衝撃告白に、ファンたちは動揺を隠せない様子。ソンミの会見の様子を韓国SSTVで4分強の動画ニュースで報じている。

動画ニュースでは、詰め掛けた記者からの、米国での辛かった様子の質問に対して、「初めてアメリカに着いたときは、毎晩辛くて、心細くて…人に会うのが辛くて、（渡米当時は）特に言葉ができなくて…歌って踊るのが怖くなって」と当時を思い出したのか、とめどなく流れる涙を拭いながら途切れ途切れに話している。

ソンミたちは、去る1年の間アメリカ50以上の都市を回って“ワンダーガールズ（ワンダーガールス）”として活躍して来た。
ニュース記事では、「とても幸せで大事な経験だったがこれからずっとこんな生活をすことができるか、たくさん悩みました」とソンミの悩みを紹介し、「再び平凡な生活に帰って来て大学生になった後に芸能活動を再開したい」と中断意思を明らかにした。

会見では、ソンミの後をメンバーのイェウンと、所属事務所のJYPのパク･ジニョン代表が引き受け、代表は、ワンダーガールズの頑張りを、「彼女たちは、世界で一番歌がうまいわけでも、一番かわいいわけでもない。しかし、彼女たちは世界で一番一生懸命頑張った歌手たちでした。だから、今、このような素晴らしい結果を残すことができたのでしょう。（彼女たちが）とても誇らしいです」と、讃えた。

しかし、それでもソンミの脱退を残念がる声は治まらず、ファンたちの間では、「完全な引退説」「メンバーの不仲説」などの噂が後を立たない。

これについて、所属事務所のJYP側は「ソンミ本人を含めてワンダーガールズのメンバーたち、家族、会社は皆で相談し、ソンミが芸能活動を中断して、韓国に帰って来て学業に専念することに結論を下した」と彼女の脱退理由を語り、「ソンミさんが願い出れば、大学進学した後、本人が望む時点でまた芸能活動再開を支援をする」と発表した。

ソンミは来る2月末まで、米国での日程を消化した後韓国に帰って来る予定だ。

ソンミの代わりにメンバー入りするのは、ヘリム。JYPエンタテイメントの演習生出身のヘリムはと同じ年で英語と中国語、広東語が話せる。彼女は、JYPが韓国と中国でデビューさせる“中国版ワンダーガールズ”の候補の演習生だったが、ソンミの活動中断で、ワンダーガールズメンバーに合流することになった。幼い頃香港に渡ったヘリムは韓国国籍と香港国籍を持っていると、ニュースは紹介している。

SSTV「ソンミの脱退理由、活動中断か？脱退か？」