ほんわか系からガチなSFまで、「はなまる幼稚園」毎回変わるED配信中

2010年02月09日17時48分アニメ
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テレビ東京系で毎週日曜深夜に好評放送中のアニメ「はなまる幼稚園」の、毎回変わるエンディングの映像が、スターチャイルドの番組公式サイトに無料配信されている。

「はなまる幼稚園」は「ヤングガンガン」(スクウェア・エニックス刊)に連載中の同盟コミックのアニメ化作品。担任の土田先生に恋する元気な女の子・杏ちゃんとクールで大人顔負けの物知り娘・柊ちゃん、ちょっと内気だけど純情可憐な小梅ちゃんの仲良し3人組たちが通うはなまる幼稚園を舞台に繰り広げられる、ほんわか系ハートフルコメディだ。

そんな個性的なキャラクターたちが活躍する本編もさることながら、“大きなお友達”を中心としたアニメファンたちの間で特に話題なのが、毎回変わるエンディングだ。いずれも、その回のメインとなったキャラクターの声優がキャラのイメージのまま歌うテーマソングと、それにあったアニメーションで構成されている。最近の深夜アニメに時折見られる手法なのだが、ほんわかしたストーリーが中心の「はなまる幼稚園」では、おとぎ話のような癒し系のものや、一昔前の魔女っ子アニメを彷彿とさせるものが目立つ。

その中にあって、ひときわとんがっているのが第2回のエンディングだ。この回の主役は宇宙大好き・コスプレ大好き少女でもある柊ちゃん(通称ひーちゃん)。そのテーマは「着ぐるみ惑星」。宇宙空間に浮かぶ地球の影から、番組内での子供たちの人気者「パンダねこ」の着ぐるみ姿のひーちゃんが登場したかと思えば、どこかで見たことがあるような宇宙SFアニメのような先頭シーンが画面に展開する。そこで戦闘機や戦艦で戦うのははなまる幼稚園の園児や先生たち。もう何がなにやら。しかもメカニック描写などがやけに凝っているのだ。

それというのも、アニメ制作を担当しているのが「新世紀エヴァンゲリオン」などでおなじみのガイナックスであるため。数々のSF作品を生んできた製作会社とほのぼの系アニメが融合した結果が、こんな形で成立してしまったというわけだ。ファンの間では「ガイナックスの本気」「いい意味での暴走」など評価する声が上がっている。

はたして今後どんな“暴走作品”が出てくるのか、文字通り番組の最後まで目が離せないアニメだ。

「はなまる幼稚園」あらすじ(各回ごとの「エンディング」をクリックすると動画が見られる)