【韓国動画ニュース】釜山映画祭クロージングは『ヒョンビン』主演映画
韓国最大の映画イベント“釜山国際映画祭”は10月2日(木)に開催され、10日(金)閉幕した-イベント最後のクロージング作品にヒョンビンとイ・ボヨン主演の『私は幸せです』が選ばれ、記者会見が行われた。この様子を【Daum tvパット】が動画ニュースで配信している。
映画『私は幸せです』は、誇大妄想症を患う青年と恋人に捨てられた看護婦を中心に心に大きな傷を受けた精神病棟の人々の人生を描いた話題作。ヒョンビンは主演の精神を病んだ青年を演じている。ドラマ「私の名前はキム・サムスン」などで演じてきたこれまでの貴公子然とした役柄とは180度違い、ボサボサの頭に誇大妄想症を患った青年役の挑戦は相当辛かったようで、記者会見ではそのことについて触れている。
ドラマ「薯童謠(ソドンヨ)」でソンファ姫役を演じたイ・ボヨンは、恋人に捨てられた看護婦役を演じる。
*** 以下、記事翻訳文 ***
[ソウル新聞、ナウニュースTV]“悪魔のような監督になるしかなかったんですよ。”
第13回釜山国際映画祭 閉幕作品'私は幸せです'(製作ブルーストーム)のユン・ジョンチャン監督が主演俳優ヒョンビン、イ・ボヨンに撮影期間の間、厳しく接した事情を明らかにした。
ユン監督は、9日のプサンシネマで開かれた記者試写会に参加し、「きれいな二人を疲れきったキャラクターとして演技させるためには、監督の私が“悪魔”のようにふるまうしかなかった」と語った。
また、“二人の俳優がキャラクターに全く合わない人だった”とし、“最近の若い俳優達の特徴はよく言えばクールに(カッコよく)暮らすことなのに、言い換えればものを考えない。あれこれ経験があってこそ、ドラマの中の人物を生かすことができるのに、そんな経験をさせるのには制作費もなく時間も短い。”と付け加えた。
これに対して、ヒョンビンとイ・ボヨンは“また、この映画を撮ろうといわれれば、撮らないというほど大変だった”といい“こんなに大変な映画は初めてだった”ともいった。
去る 7月に他界したイ・チョンジュンの短編集 ‘うわさの壁’の中で ‘チョ・マンドゥクさん’を脚色した ‘私は幸せです’は誇大妄想症患者、マンス(ヒョンビン)と、父と恋人に捨てられた看護婦スギョン(イ・ボヨン)が幸せを求める話を盛り込んだ映画。
ソウル新聞NTN ビョン・スゾングPD
◆ 【Daum tvパット】[動画]ヒョンビン、イ・ボヨン"こんなに大変だった映画は初めてだった”