イ・ジュンギが女形を演じた「王の男」の原作演劇から、オ・マンソク卒業!プレス試演会を動画で紹介。

2010年02月28日23時31分芸能
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韓国で「女性より美しい」といわれた花美男俳優イ・ジュンギをメジャーにしたのは、映画「王の男」。この「王の男」は、朝鮮王朝第10代王の燕山君(ヨンサングン)と、彼の心を慰めた宮廷芸人、韓国三大悪女と呼ばれたチャン・ノクスの3人の愛憎劇を中心に描いた映画で、演劇「爾(イ)」が原作。この「爾」のプレス向けの試演会が、26日午後芸術の殿堂トワル劇場で開催された。

ヨンサングンは、朝鮮半島の有史以来の暴君と呼ばれた王で、ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」の前半部分の時代は彼が王位についていた。母が非業の死を遂げたということを知って、彼の暴君ぶりは手に負えなくる。これについては、「チャングム」の第1話で、高貴な女性が毒殺の刑に処せられるシーンがあるが、この女性がヨンサングンの母である。(詳しくは、ナビコン特集[韓ドラここが知りたい!][三大悪女][チャングムの誓いの魅力]で詳しく紹介)

演劇「爾」は、これまでにも何度も再演された人気の演目で、宮廷芸人コンギルをオ・マンソクが演じた。オ・マンソクといえば、日本では「王と私」で愛する女性を護るため、自ら宦官になることを決心したキム・チョソン役で知られているが、もともとはミュージカル俳優で、この「爾」のコンギル役を 2000年、2001年、2003年、2006年と引き受けている。韓国では、“コンギル専門俳優”と呼ばれているほど、この役を完璧にこなしていると紹介している。

オ・マンソクは、今度の公演を最後に「爾」の舞台から卒業することになっており、26日のプレス試演会は、最後のオ・マンソクのコンギルを観るため、大いに盛り上がったようだ。

YTNニュースの動画では、舞台でコンギルを演じるオ・マンソクの姿が見られるので、チェックしておこう。

YTN「オ・マンソク、最高のコンギルは僕だ」