ファッションブランド「earth music&ecology(アース・ミュージック&エコロジー)」のイメージガールに起用された宮崎あおいのCMとメイキング動画が公開中だ。
「earth music&ecology」は女性向けのブランドで、一部子供服も取り扱う。ナチュラルテイストが主流で幅広い層に支持されている、オガーニック志向の女性が好むファッションスタイルのイメージに合った宮崎がこの程起用され、「歩く」篇、「野球」篇、「鉄棒」篇の3本にメイキングを加えた4本の動画がブランドサイトの特設ページで公開されている。

このCMで宮崎はCM曲に採用されたロックバンド・THE BLUE HEARTSの名曲「1001のバイオリン」を熱唱する姿を披露している。この曲がシングルカットされたのは1993年であるが、近年になって2006年に缶コーヒーのCMソングとして使用された際注目された。また映画監督の故・深作欣二氏も「人生でもっとも好きな曲」と語り、その葬儀でも使用されたというエピソードもある、時代を超えて多くの人に愛される楽曲だ。宮崎自身も中学生の頃から好きなバンドだったブルーハーツの曲で嬉しかったと会見の場で語っている。
宮崎が大声を張り上げて歌う歌は素朴な力強さがあり、そのままブランドコンセプトに繋がる「リラックス」を表現する温かみのある味わいが生まれている。CMロケは沖縄で3日間を掛けて行われ、3種類の中で宮崎が一番気に入っているのが「鉄棒」篇だという。鉄棒にぶら下がっているシーンの撮影では、足は映らない事から監督に台に乗っても良いといわれるものの、リアリティを出すためにちゃんとぶら下がって撮影に臨んだという女優魂を見せるエピソードも語られた。

同ブランドの春の新作でもっとも注目されるのは、リバティプリントを用いたアイテムだ。リバティプリントは今年多くの女性向けブランドが採用している流行キーワードで、極小の花柄が点描のように見える、英国リバティ社による世界的人気のあるファブリックだ。CM内で宮崎が着用するのはリバティプリントのワンピースで、アースミュージック流のリバティプリントのアレンジが特長だ。

「earth music&ecology」のCMおよびメイキング動画は、ブランドサイトの「TVCM＆メイキング」ページで視聴出来る。
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