「イ・サン」やり場のない怒りと悲しみのサンは?予告動画-NHK

2010年03月13日23時27分ドラマ
視聴サイトへ

「ミアナダ…(すまない)」前回の第30話で、黒幕が貞純王妃と知った英祖王が世孫イ・サンに出した答えだった。宮中に渦巻く陰謀の黒幕が、王妃であったことにショックを受けた英祖だが、王妃を不憫に思い、サン暗殺計画も事故だったことにし、中宮殿に幽閉するだけで王妃を罪に問わないことにした。この判断に強い憤りを感じたサンが、悩み苦しむことから次回31話が始まる。NHK番組サイトでは、次回のあらすじと予告動画が公開されている。

ドラマ「イ・サン」は、500年の朝鮮王朝史で最も波乱万丈で最も屈曲した人生を生きた“正祖”の一代記で、彼の輝かしい業績と切ない愛を描いた作品である。
王位後継者であったサンの父は、何者かの陰謀により、謀反の濡れ衣を着せられ、英祖王によって死に至らしめられる。父を救えなかった無念の思いを抱きながらも王位後継者となったサンは、民を大切にする賢君である祖父、英祖から帝王学を学ぶ。

30話までのドラマ前半では、見えない敵と戦ってきたサンだったが、黒幕もわかった31話からは、いよいよ全面対決となる。しかし、王妃が幽閉されたとはいえ、依然朝廷内を掌握しているのは反対勢力。サンは、ホン・グギョンやテスといった数少ない味方を頼りに国事を取り仕切ることになる。
一方、サンと幼馴染のソンヨンとの仲が急速に進展するのもここからだ。今後は、心優しきサンの正室、ソンヨンを見守り続けたテス。4人の4様の恋心からも目が離せない。

王妃が黒幕と知りながら、不憫さゆえに許してしまった英祖の判断は間違っていなかったのか?その答えは、この後のドラマで次第に明確になってくる。
サンが亡き父の墓前で男泣きするシーンや、ドラマ最終章に向けて大切な意味を持つ、ソンファンが英祖のために梅ノ木を描くシーンも登場する第31話は、14日(日)夜9時から、NHK BS2で放送される。

NHK BS2「イ・サン」
※当時の時代背景をもっと詳しく知りたい方は、ナビコン特集[韓ドラここが知りたい!]のページに、年表や王朝系図、地図などが用意されているので、参考にされたい。