最終回は2話連続「エデンの東」愛と復讐の結末は?予告動画-TBS
復讐のために10年の過酷な歳月を生きた兄弟の愛と葛藤が、遂に完結!最終回となる15日深夜での放送は、55話と最終話が2話連続で放送される。「エデンの東」は、“切なさの貴公子”ことソン・スンホンが、兵役を終え約5年ぶりのドラマ復帰作第1号に選んだドラマで、1960年代からの激動の現代史を背景に、同日同時刻に同じ病院で生まれた二人の男の運命を描いた感動作。
約1年かけて撮影した今回のドラマで主演したソン・スンホンが見せた演技は、そのほとんどが苦しみ、嘆きのシーンの連続だった。そんな主人公が、55話でやっと幸せな笑顔を見せてくれる。ハン神父の前でドンチョル(ソン・スンホン)とヨンラン(イ・ヨニ)が永遠の愛を誓い結婚式を挙げるのだ。しかし、その幸せは長くは続かなかった。ヨンランが裏切り者のグァンフンたちに拉致されてしまうのだ。55話の最後でドンチョルは弟ドンウクにヨンラン救出の助けを求めたのだが…。
最終話は、連絡を受けたドンウクがやってくるところからドラマが始まるが、ドンウクの目的が兄の逮捕だったことにドンチョルは落胆する。このまま弟ドンウクは兄ドンチョルへの誤解を解くことはないのか? ヨンランは無事救出できるのか?憎きテファンはどのような制裁を受けるのか? そして、ドンチョルの運命は…?これだけの難問が、全て解決される最終話は、最初から最後までまったく気のぬけない展開となっている。
ソン・スンホンは、かつての韓国マスコミからのインタビューで、「このドラマを撮っている間中、苦しみ、泣いていた。最終回で恋人のククチャ(ヨンラン)と笑顔を交わすが、それが唯一、笑うシーンだったと思う。次は明るい作品をやってみたい」と語っている。本人自らしてここまで言わしめた「エデンの東」は、本当に暗く重いテーマのドラマだった。しかし、1960年から70年代という激動の韓国を舞台に、愛の本質、兄弟間の愛情、恋人同士の愛情などをきめ細かく描いた本作は、これまでのソン・スンホンのイメージを変えるのには充分な一作となった。序盤の荒々しい男性美、後半の事業家として成功してからのカリスマ演技は、“切なさの貴公子”と呼ばれ、至高の愛と柔らかなイメージだった俳優ソン・スンホンを大きく成長させた。
弟ドンウクを演じたヨン・ジョンフンにも、「わたしも泣くのはちょっと休みたい。撮影で叫びすぎてのどが痛い。次は軽くて甘い恋愛ものがやりたい」と言わせた「エデンの東」。ひとりの冷徹な男のために人生を狂わされた兄弟の悲しいラストは、TBSで、本日15日深夜25時59分(16日午前1時59分)から2話連続で見届けることができる。
作品公式サイトでは最終話までのあらすじと場面写真、54話までの予告動画が公開されている。
「エデンの東」公式サイト
TBS「エデンの東」番組サイト