パラリンピック｜今度は狩野が金、森井が銅！アルペンスキースーパー大回転男子座位試合動画

2日連続でダブルメダル獲得となった男子アルペンスキー座位の、スーパー大回転の試合動画が到着した。19日（日本時間20日）に行われたこの競技で、狩野亮（24・マルハン）が金メダル、森井大樹（29・富士通）が銅メダルに輝き、二人とも前日のダウンヒルに続いて連日ペアで表彰台という華々しい結果となった。
この試合の模様を伝える動画「AS SuperG Men Sit Day 7」は1時間43分36秒で、出場する日本選手は狩野と森井の他に鈴木猛史（21・駿河台大学）、谷口彰（36・相模組）、夏目堅司（36・白馬八方尾根スキースクール）の5人となる。

出場順は森井が6番目、狩野が12番目、鈴木が14番目、谷口が29番目、夏目が30番目。各選手が登場するのは、森井が動画残[01:28:14]、狩野が残[01:20:38]、鈴木が残[01:18:03]、谷口と夏目が残[45:05]の時点から、それぞれ映し出される。
日本選手が5人も出場するとあって見所は多いが、やはり注目は金をもたらした狩野の滑りである。コース取りも安定しており、攻めの滑りが展開されている。ゴールの瞬間に勝利を実感した狩野とそれまで一位だったドイツの選手の呆然とした表情など、波乱の勝負ドラマが感じられる内容だ。日本選手全員の滑走を終えた残[35:08]頃には、安堵感からかふざけあう狩野などの日本選手の姿も放送され、ふざけすぎて転んでしまうなどリラックスした微笑ましい様子も見られる。この試合では鈴木も5位入賞する大健闘の結果であった。谷口は20位、夏目は23位となったが、その後順位の訂正が入り、谷口は18位、夏目は21位と繰り上がった。
バンクーバー大会前半では天候も荒れて暗い中での試合が続いていたが、ここ数日は一転して晴天が続き、白く輝くウィスラー山が美しい姿を見せている。残るあと2日間もこの好天が続く事を期待したい。

アルペンスキースーパー大回転男子座位の競技を伝える動画は、以下の手順でクリックして視聴出来る。

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