3日シャンプー無しでリアルさ追求?ソン・イェジン主演本格社会派ドラマ「スポットライト」配信中
ドラマ「スポットライト」は、韓国で初めて報道局社会部記者の職業世界をリアルに描いた専門職ドラマ。韓国ドラマといえば、ロマンスやラブコメディ、歴史ドラマが人気のジャンルだが、2007年頃から職業ドラマがたくさん制作された。そんな中、2008年に韓国MBC報道局の全面協力で、記者たちのスクープ合戦などで活躍するニュース現場をリアルに描いた「スポットライト」が放送された。初めての本格派報道番組を扱ったドラマとして注目を浴びた。このドラマを、現在、ShowTimeで配信開始している。
主人公のガッツと正義感だけは人一倍の若手女性記者ソ・ウジンを演じるのは、女優ソン・イェジン。彼女は、ソン・スンホンとの共演で大ヒットした「夏の香り」、日本の小説をリメイクした「恋愛時代」、ペ・ヨンジュンと共演した映画「四月の雪」、若年性アルツハイマーを描いた「私の頭の中の消しゴム」など、数々のヒット作に主演し、韓国はもちろん、日本やアジア中で人気の女優だ。
そんな彼女に厳しく当たりながらも、いち早くウジンの報道人としての資質を見抜く上司のオ・テソクには、「宮廷女官 チャングムの誓い」のチ・ジニが扮する。彼は、元々広告カメラマンとして経歴があり、まさにはまり役!
人気の主演二人に絡むのは、ドラマ「オールイン 運命の愛」でデビューを果たし、「卑劣な街」「トラック」など映画を中心に活躍する、実力派若手俳優のイ・スンチョル、映画「友へ チング」のイ・ジュヒ、映画「ブラザーフッド」のチェ・ミョンウンが若々しい演技を披露する。
どんな役柄のときも、顔だけはきれいに化粧していることが多い韓国ドラマで、主演のソン・イェジンは「キレイなだけが女優じゃない!」と、スッピンに近いメイクで、この役に体当たりした。実際に、3日間徹夜で撮影をし、髪を洗う時間がなかったこともあったと、過去のインタビューで語っている。これは役作りのためにわざと洗わなかったわけではないが、記者役としてはそのほうがリアルだろうと、あまり気にせずに撮影したというほどの入れ込みよう。このドラマ「スポットライト」が、これまで恋愛ドラマで活躍してきた女優ソン・イェジンの女優人生を大きく変える一作となったのは間違いない。
◆「スポットライト」 2008年/全16話(日本語字幕付) 放映:MBC
・利用料金:第1話 無料、第2話~ 1話210円/3日間
5話パック(2話~6話、7話~11話、12話~16話) 840円/14日間
・配信ビットレート:768kbps、2Mbps
ShowTime「スポットライト」