サッポロビールは、「ヱビスビール」の役所広司出演TVCMを公開した。
同ビールは、生誕120年を迎えるが、新CMでは、「日本にはヱビスがある。」をコミュニケーションテーマに、四季折々の風情を繊細に感じる日本の心にふさわしい、ちょっと贅沢な日本のビールであることを表現する。
CMは、「石畳篇」(15秒、30秒、60秒)。日本の文化や季節、風情と同ビールの深いつながりというテーマのもとで、情緒や機微を味わうといった豊かな味わい方を提案する。
CMの舞台は京都の祇園。日本を代表する俳優である役所広司が、風情ある空間の中で同ビールを楽しむ豊かさを表現する。
役所広司は、雨の名前、風の名前、色の名前、時の名前など、日本人の細やかな感性が宿っている風情を表すたくさんの言葉を、雨の京都で味わう。
同ビールを飲むことで、その情緒をさらに深く味わい、風情を感じられる細やかな日本人としての心に改めて気づかされる。日本人の心に響く、同ビールの上質さ、文化性を、円熟の演技で表現する。
また、CMの曲である「第三の男」を歌うのは、サザンオールスターズの原由子。しっとりとした大人の女性の声がCMの世界観・雰囲気をより盛り上げる。
役所広司は、実際に京都を訪れるときに街並みを散歩して楽しむという。雨の中、街並みを歩くシーンでは、その豊かな表情にスタッフ一堂が感激する。
季節外れの雪が舞い散る中、貴重な晴れ間に撮影するという非常に天候に左右された撮影だったが、役所広司の俳優魂に支えられ、風情あふれる素晴らしい映像となった。

サッポロビール「ヱビスのCM『石畳』篇60秒」