松雪泰子主演「Mother」PRスポットと第1話予告動画-日テレ
4月14日スタートのドラマ「Mother」のPRスポットと第1話予告動画が公開されている。このドラマで12年ぶりの連ドラ主役を務める松雪泰子(37)が扮するのは、研究に没頭していたが小学校教師に転職を余儀なくされる独身女性という役どころだ。自分のクラスの女子児童が虐待を受けているのに気づき、それを救うために自らが母となって逃避行を続けるという社会派ヒューマンドラマだ。
担任教師が教え子を「誘拐」するというショッキングな内容ではあるが、単なるサスペンスに留まらずに家族や子どもを取り巻く社会、母性とはといった深いテーマを盛り込んだ重厚な内容となっている。日本テレビの水曜ドラマ枠は、昨年は「アイシテル~海容~」や「ギネ 産婦人科の女たち」といった社会問題の中にある女性や家族の側面にスポットを当てたドラマが並び、20代後半以上の女性の支持を多く集めるものが目立つ。今回も児童虐待という問題を取り上げ、様々な問題を投げかけていく内容となる。
出演者は松雪演じるの奈緒の妹役に酒井若菜(29)と倉科カナ(22)、奈緒につきまとう新聞記者役に山本耕史(33)、奈緒と逃避行を共にする生徒役に道木怜南(7)といったメンバーが中心となる。更に高畑淳子(55)に田中裕子(54)といったベテラン女優陣が脇を固める。
物語の舞台は室蘭の小学校から始まるということで、初回は北海道ロケを中心に撮影が行われた。番組の制作発表会見の場でも、松雪はロケの思い出として室蘭名物のカレーラーメンを挙げており、そうしたロケの模様は番組サイト内のスタッフブログ「Mother手帳」でも見る事が出来る。
「母性」をキーワードに、果たして母性とは何か、出産だけが母性を生むものなのかといった問いかけから性別を越えた人としての在り方も考えさせるこのドラマは、多くの女性の心に残る作品となりそうである。
「Mother」第1話は14日(木)よる10時スタート、初回は拡大90分スペシャルとなっている。番組予告動画は番組サイト内で視聴出来る。
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