シャープ、スマートフォンをマイクロソフトと共同開発し欧米で展開、多数の動画で紹介
シャープは、マイクロソフトコーポレーションと共同で、スマートフォン「KIN(キン)」を欧米市場向けに展開する。
同スマートフォンは、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などのモバイルコミュニケーションを快適に使える新しいクラウドサービスと、これに最適化したGUI(グラフィック・ユーザー・インターフェース)を搭載。
同社が持つ最先端の携帯端末開発技術や液晶技術と、マイクロソフトが持つクラウドサービスやソフトウェア技術とを融合することにより実現した。
SNS専用のアプリケーションを立ち上げることなく、友人や家族がSNS上で更新した情報を端末上でリアルタイムに表示できる。
たとえば、相手を簡単に選んでメッセージを送ったり、お気に入りの写真や動画を共有できるなど、これまでにない快適な操作により新しいコミュニケーションのスタイルを提案する。
アメリカではベライゾンワイヤレスから、ヨーロッパではボーダフォンから、それぞれ商品を市場に展開する。
「KIN ONE」は、本体寸法が67.7×84.15×18.75mmと片手操作に適したサイズ。2.6型QVGA液晶、5Mカメラ、静電式タッチスクリーン、QWERTYキー、GPS、FMラジオといった特徴がある。
「KIN TWO」は、本体寸法が111.06×60.05×15.6mmと両手入力に適したサイズ。3.4型HVGA液晶、8Mカメラ、静電式タッチスクリーン、QWERTYキー、GPS、FMラジオといった特徴がある。
オフィシャルサイトでは、KIN ONE、KIN TWOそれぞれの特徴を紹介する動画が多数公開されており、その快適な操作を実感することができる。
現在のところ、日本国内向けの製品とはされていないが、早い段階での日本導入を期待したいところだ。
「KIN」オフィシャルサイト(英文)