富士重工、軽乗用車「スバル ルクラ」を発売し、豊田エリー出演、IMARU歌のTVCMも公開

2010年04月20日14時11分商品・CM
ルクラ カスタム RS

富士重工業は、新型軽乗用車「スバル ルクラ(LUCRA)」(114万5750円~169万1000円)を、4月20日から発売する。
同車は、「快適・広々空間のスタイリッシュ・スモール」をコンセプトに、日常生活のさまざまなシーンで活躍できる軽乗用車として、広々とした開放的な室内空間と洗練されたデザインを特長とする。
パッケージは、室内長2070mm、室内幅1340mm、室内高1385mmを実現し、大人4人がゆったりとくつろげる室内空間を確保。
リヤシートに、左右独立のリクライニング機能を採用してすべての乗員が快適に過ごせる室内空間を実現し、スライド量255mmのロングスライド機構も採用して使用状況に応じて後席足元のスペースをさらに広げることができる。
ユーティリティは、運転席の乗員に合わせて最適なドライビングポジションを選ぶことができる運転席シートリフター、チルトステアリング、フロントシートベルト・ショルダーアジャスターを全車標準装備。
ゆとりのある頭上空間と前後席に最大約90度まで開くドアを採用し、スムースな乗り降り、チャイルドシートの脱着、大きな荷物の積み下ろしも容易に行うことができる。前席まわりなどには、多彩で機能的な収納スペースを配置。
また、アクセスキーを携帯していれば、ドアのリクエストスイッチを押すだけで、ドアの解錠・施錠を行えるとともに、エンジンスイッチノブの操作だけでエンジンの始動・停止が可能なイモビライザー機能付キーレスアクセス&スタートを採用(ルクラ「L」、「L Limited」 、「ルクラ カスタム」に標準装備)。
エクステリアデザインは、ルクラは、ラウンド感のあるフロントフードや、ボディサイドに伸びやかなキャラクターラインを採用することにより、躍動的でスタイリッシュなフォルムを実現。
外装色は、パール・ホワイトⅢ、ライトローズ・マイカメタリック、シルキーゴールドクリスタル・マイカメタリック、ブライトシルバー・メタリック、ブラック・マイカメタリックの全5色を設定した。
ルクラ カスタムは、大径フォグランプを内蔵したフロントバンパーや、光輝感を持たせたフロントメッキグリルなどを採用し、存在感のある精悍な印象を演出。
外装色は、ブラック・マイカメタリック、プラムブラウンクリスタル・マイカ、アーバンナイトブルークリスタル・メタリック、ブライトシルバー・メタリック、パール・ホワイトⅢの全5色を設定した。
インテリアは、凹凸をなくした滑らかな面にアクセントライン処理を施したインストルメントパネルを採用するなど、質感の高いインテリアを採用。
身体を包み込む適度なホールド性と、ソファのような十分な厚みを持たせたシートを採用し、ゆったりとくつろげる快適な座り心地を実現した。
ルクラは、内装色は、アイボリーとブラックによるハイコントラストのツートーンカラーを採用。シート表皮は、艶感を持たせたアイボリーを採用することで、明るくて開放感のある印象の室内空間を表現した。
また、視認性に優れた3眼メーター(タコメーター・瞬間燃費計付)を採用し、走行中の燃料消費率を随時表示する(「L Special」、L、L Limitedに標準装備)。
さらに、ブルーイルミネーション付コンソール(オーバーヘッド/センターフロア)を採用し、上質なラウンジ感覚を演出した(L(AWD車)、L Limitedに標準装着)。
ルクラ カスタムは、内装色、シート表皮ともに上質で落ち着きのあるブラックを採用。室内各所に施したメッキ加飾やブルーイルミネーション付コンソール(オーバーヘッド/センターフロア)などにより、モダンで上質なラウンジ感覚を演出した(「R(AWD車)」、「R Limited」、「RS」に標準装備)。
また、自発光タイプの3眼ルミネセントメーター(タコメーター付)&マルチインフォメーションディスプレイを採用してスポーティ感と上質感を演出するとともに、平均燃費、瞬間燃費、航続可能距離、外気温などのドライバーに必要な情報を液晶ディスプレイに表示する。
さらに、MOMO製本革巻ステアリングホイールとベロア調素材を用いた専用シート表皮を採用し、スポーティなインテリアとした(RSに標準装備)。
エンジンとメカニズムは、NA車には、直列3気筒DOHC12バルブ(可変バルブタイミング付)NAエンジンを採用し、低中速域で十分なトルクを発揮し、街中などでストレスのないスムースな走行性能と優れた燃費性能を実現。
ターボ車には、直列3気筒DOHC12バルブインタークーラーターボエンジンを採用し、低速域から力強いトルクを発揮し、快適な走行性能を実現した。
トランスミッションは、NA・2WD車とターボ車に、高い動力伝達効率によりスムーズな加速性能を実現したCVTを搭載。NA・AWD車に、4速オートマチックを搭載した。 
最小回転半径は、車庫入れや縦列駐車などでも扱いやすい4.2mを実現した。
環境性能は、NA・2WD・CVT車は、全車がエコカー減税(境対応車普及促進税制)とエコカー補助金(境対応車普及促進対策費補助金)に適合するとともに、クラストップレベルの低燃費21.5km/L(10・15モード燃費)を実現。ターボ車のエコカー補助金は、新車登録から13年経過した車両の廃車を伴う場合のみ適合する。
また、2010年9月から適用される国土交通省新排出ガス試験モード(10・15モード+JC08Cモード)に対応。NA・2WD車は、「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」(SU-LEV)を達成、NA・AWD車とターボ車は、「平成17年排出ガス基準50%低減レベル」(U-LEV)を達成している。
安全性能は、世界水準の厳しい衝突実験(前面フルラップ55km/h、前面オフセット64km/h、後面55km/h、側面55km/h)で、高い乗員保護性能が実証された衝突安全ボディを実現。
また、万一の対人事故の際に、歩行者の傷害を軽減するため、ワイパーピボットとフードなどに衝突吸収構造を設けた歩行者傷害軽減ボディを採用し、高い歩行者保護性能を採用した。
さらに、ABS(EBD&メカニカル2段アシスト機能付)を標準装備し、安定した制動性能を実現するとともに、デュアルSRSエアバッグ、プリテンショナー&ロードリミッター付フロント3点式ELRシートベルト、リヤ3点式ELRシートベルトなどを標準装備し、高い安全性を確保した。
なお、同車は、ダイハツ工業からOEM供給を受けるモデルとなる。

同車の発売に伴い、動物モチーフのキャラクターを用いた広告キャンペーンも展開。TVCMは、4月21日から「ルクラッコ篇」、「仲間篇」を放映をするが、スペシャルサイトでは、テレビCMに加えてWEB限定CM「仲間篇ロングバージョン」やCMメイキング映像なども公開。
今回のキャンペーンでは、「広くてビックラ!ルクラ!」をキャンペーンフレーズとして、パペット(人形)の動物キャラクターが、室内の広さを楽しく表現。
キャンペーンの中心となるTVCMでは、動物キャラクターと共演する人魚役にタレントの豊田エリー、CMソングとナレーションにアーティストのIMALUを起用。
楽曲は、オリジナルCMソングをヒップホップミュージシャンのイルリメが作曲。テンポの良いCMソングを、IMALUとともに歌い、TVCMをさらに印象付けるものに仕上げている。
TVCMの監督は、世界3大広告祭でグランプリに輝いた児玉裕一。ポップな映像とCMソングにより、親しみやすく、明るい雰囲気を画面いっぱいに表現し、“オドロキの広さ”の同車誕生を伝えていく。
スペシャルサイトでは、もちろん、同車を紹介するムービーも見ることができる。

「ルクラ」スペシャルサイト