TBS「ザ・ミュージックアワー」出演で大注目・Daichiのパフォーマンス動画

2010年05月12日04時23分音楽
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5月11日TBSで放送の音楽番組「ザ・ミュージックアワー」にヒューマンビートボックスパフォーマーのDaichiが登場、本人によるYouTubeチャンネルの動画へのアクセス数が更に上昇している。「うたばん」が4月からタイトルと編成を変えて登場したこの番組ではエンターテイメント性を高めるためにパフォーマーのゲストも登場する事になっているが、そのゲストとして登場したのがDaichiこと原田大地である。ヒューマンビートボックスとは、楽器類を一切使わず口だけで様々な音を出すボイスパーカッションのパフォーマンスだ。2008年に行われた「ハモネプリーグ」出場の際も注目を集めていたが、その後2009年にDaichiがヒューマンビートボックスの世界大会出場の予選のためにYouTubeへアップした動画が200万アクセスを記録し、世界的にも優れたパフォーマーとして注目を浴びる事となった。

11日放送の同番組ではナレーターからYouTube動画が300万アクセス突破と紹介されていたが、放送終了の時点では500万アクセスを突破しており、コメント欄にも海外からの賞賛する書き込みが後を絶たない状態である。番組内ではステージでソロのパフォーマンスを披露、坂本龍一の「Merry Christmas Mr.Lawrence」を取り入れた曲で喝采を浴びていた。この日のゲストにはKAT-TUNも登場しており、メンバーの中丸雄一もヒューマンビートボックスが特技である事から、Daichiのトーク内では中丸とのセッションも行われるなど盛り上がりを見せた。この二人のビートに乗せて安全地帯の玉置浩二が「世界に一つだけの花」を歌い司会の中居正広は大テレ、調子外れの中居の歌が割って入って終了という、お決まりネタながらも楽しいひと時であった。この放送でDaichiの存在を初めて知る事になった人も多く、そうした人が直後から検索して更にYouTubeへアクセスする事態に発展し、Daichiの知名度は更に広まりを見せている。
YouTubeの大反響を受けてSONYのラジオ番組「SONY REAL MUSIQ」のCMにもDaichiが起用されたり、Daichiを講師としたヒューマンビートボックス講座が開催されるなど、その才能に注目する企業からのオファーが舞い込んで徐々にプロとしての活動の場を広げている。SONYのCMはラジオCMと同時にウェブ連動の「REAL MOVIES」として動画でも見ることが出来る。SONYのサイトでは新たなパフォーマーの動画も登場しており、若き才能があふれる動画の数々も堪能できる。
Daichiは若干19歳という事で、今後の展望が楽しみな日本のアーティストが登場したといえるだろう。

daichibeatboxerさんのチャンネル
SONY REAL MUSIQ