ホンダ、「INDY JAPAN 300mile」開催発表会の模様を動画で紹介、武藤英紀、佐藤琢磨のインタビュー映像も公開

2010年05月12日16時38分スポーツ
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2010年IZODインディカー・シリーズ第16戦「INDY JAPAN 300mile」(インディジャパン)開催の発表会が5月10日(月)、東京・青山のHondaウエルカムプラザ青山で催されたが、ホンダでは、その模様と武藤英紀、佐藤琢磨のインタビュー映像を公開した。
2010年のインディジャパンは、9月17日~19日の3日間にわたって栃木県・茂木町のツインリンクもてぎで開催されるが、昨年同様、最終戦のひとつ前のレースとして開催されるため、ここでチャンピオンが決定する可能性も十分ある。
また、日本人ドライバー2人がシリーズをフル参戦するレギュラードライバーとしてこの一戦を迎えるのも久しぶり。日本人初優勝の場面も見られるかもしれない。
同発表会は、300人以上のメディア関係者が集まって会場を埋め尽くしたが、インディカー・シリーズ参戦3年目を迎える武藤英紀と、インディカーには今年からの出場となる佐藤琢磨もゲストとして出演した。
武藤英紀は、アイオワ・スピードウェイで、2008年に日本人ドライバーの歴代最高位となる2位フィニッシュを果たし、2009年にも3位で表彰台に上っている。
今年から所属チームをNewman/Haas Racingに変更したが、武藤英紀は、「今年は心機一転、再チャレンジするつもりで頑張っています。チームには手ごたえを感じていますし、マシンのフィーリングもいいです」と会場を埋めたメディアの前で話した。
佐藤琢磨は、2004年のF1 USグランプリで日本人最高位タイとなる3位フィニッシュを達成しており、アメリカ特有のオーバルレースにも素早い順応を見せて初オーバルレースとなったカンザス・スピードウェイでの第5戦で早くも上位を走っている。
佐藤琢磨は、「全く新しいチャレンジで、多くを学び、サイド・バイ・サイドでのバトルやオーバーテイクを楽しんでいます」と目を輝かせながら語り、新興チームのひとつであるKV Racing Technologyながらも、チームとともにトップレベルへと手を届かせようと戦っている。
2人は、「インディジャパンはとても重要なレース」と口をそろえた。
武藤英紀は、「昨年、日本のファンの声援は本当に大きな力になりました。今年は、3度目の正直。気負うことなく伸び伸びと戦いたいと思います。1人でも多くのファンに走りを見てほしいです」と意気込みを語った。
佐藤琢磨は、「開幕から多くを学び、手こだえを感じているので、徐々に力を発揮していきたいです。インディジャパンでは満身の力を込め、最高のリザルトを求める戦いをしたいです」と、熱い思いを語った。

インディジャパン開催発表会
武藤英紀インタビュー
佐藤琢磨インタビュー