村上龍と小池栄子「カンブリア宮殿」200回記念会見動画-テレ東

2010年05月23日06時15分政治・経済
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毎週月曜よる10時から放送の経済トーク番組「日経スペシャル カンブリア宮殿」が放送200回を迎えるにあたって会見を開き、その模様が動画公開されている。2006年4月に作家の村上龍(58)をホスト役、小池栄子(29)をアシスタントに始まったこの番組が今年5月31日の放送回で200回を迎える。その記念として5月14日に行われた会見では、村上と小池が出席してこれまでの軌跡を振り返って様々なエピソードを披露した。

番組開始当時はまだ20代半ばだったという小池は、ホストの村上に対して「こんなに怖そうな作家さんのアシスタントを務めるんだとドキドキした」「4年間外される事なく隣に座らせていただいて感謝しています」と殊勝にコメントしながらも、この番組出演が自分にとっての転機であった事などを語っていた。この番組の出演によって、小池が40代から50代の人に声を掛けられる事が多くなったという事も明かし、番組の反響の手ごたえを感じているようだ。
対する村上は小池の勘の良さを称え、かつて溝畑宏観光庁長官が大分トリニータ代表時代に番組に出演した際に、収録後小池が村上に「龍さん、あの人政治家になるような気がしません?」と鋭い意見を述べていたという出来事を明らかにしていた。他にも印象に残ったゲストの話も挙げ、これまでをしっかり総括する内容の会見になった。また、当初はフリーターの人でも見られるような番組にしたいという思いがあったものの実際はそうはいっていない現状と、若い人の台頭がまだまだ厳しい経済界の現実などを指摘し、階層・世代間のダイナミズムな移動を番組として主張していきたいと抱負を語った。

31日放送の200回スペシャル番組は「企業は変わった! 政治は変われるか?」と題して民主党・自民党・みんなの党の3党から政治家を招いた討論番組の形式で放送する。
「カンブリア宮殿」放送200回記念会見動画は、テレビ東京の無料動画サイト「てれとWatch!」で視聴出来る。

てれとWatch! カンブリア宮殿放送200回記念会見