韓国芸能人の自殺行為に、イ・スンジェらベテラン俳優の骨ある一言を動画ニュースが紹介。
韓国芸能界に自殺者が後を絶たない!30日には、「冬のソナタ」で一世を風靡した韓流トップスターのパク・ヨンハさんも自ら命を絶っている。このような事態を憂慮し、韓国芸能界の重鎮とも言うべきチェ・ブラムとイ・スンジェの2人のベテラン俳優が、後輩俳優たちに向けてメッセージした。SBSが動画ニュースで紹介している。
俳優チェ・ブラムは、「宮~Love in Palace」で先帝の聖祖役や、「食客」のオ熟手を演じた名優で、2008年に故チェ・ジンシルさんが自殺をしたときにも「芸能人の自殺は社会に対する暴力」と明言した俳優でもある。
30日に、また一人の後輩が世を去ったことに「パク・ヨンハさんの死はとても切ないが、後輩たちの死を阻むためにも芸能人の自殺に対して温情主義でかばってはいけない」と厳しく指摘し、「若い時代誰も死にたい衝動を感じることがあるが、今まで自分の面倒を見てくれた人々を思っても命を絶ってはいけない」とも付け加えた。
また、ナビコンでも特集しているドラマ「イ・サン」で英祖王を演じているイ・スンジェさんも、後輩俳優たちにこうメッセージしている。「かつて芸能人は、社会的に持てはやされる職業ではなかったが、演技に対する情熱だけで経済的に厳しくとも勝ち抜けることができた」と伝えながら、後輩たちに「事業や人気にこだわらずに、すべてのものを忘れて演技する楽しさで暮しなさい」と、俳優としての本懐を説いている。
韓国を代表する名優2人の言葉はさすがに重々しい。決して美化してはいけない自殺と言う最悪の人生の終わり方に、2人の言葉が警鐘を打ち鳴らしてくれるといいのだが…。
SBS「元老俳優たち、“芸能人自殺"に骨ある一言
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