ヒョンジュン、大統領との密会!復讐鬼からヒーローに!「IRIS」-TBS
ヒョンジュンに課せられたもうひとつの使命!それは、IRISがソウル中心地で起こそうとしている核テロの阻止。今回はいよいよこの大きな使命のために、ヒョンジュンが動き出す。
以下の文中に登場する人物については、番組サイト「人物相関図」を参考にしよう。今回の予告動画は、番組サイト予告動画が公開されている。前回分を見逃した方は、毎回本編放送後48時間以降にTBSオンデマンドで見逃し配信rが開始されるので活用しよう。(視聴料金315円)
【第13回放送の見どころ】
“声の主”ことユ・ジョンフン博士はペク・サンとサウが現れた瞬間、これから起きる全てをヒョンジュンに知らせるため映像を転送していた。ユ博士が殺害される一部始終を見たヒョンジュンは、そこにサウがいたことに改めてショックを受けた。サウもまたIRISの被害者だということをヒョンジュンが一番よく知っていたのだ。
ところで、ペク副局長-ハンガリーの事件で、大統領から局長に指名されたNSS最高権力者であるペク・サンが、いぶし銀の演技で魅せてくれる。IRISとして冷酷な指令を出すときの顔と、妻と一緒にスーパーで買い物をするときの善良な夫の顔。まったく別の人間だ。演じたのはキム・ヨンチョル。映画「マイ・ファーザー」で、養子に出した実子と再会する死刑囚を演じ、春史大賞映画祭助演男優賞などこれまで数多くの賞を受賞している。イ・ビョンホンとは、映画「甘い人生」でも共演しており、裏社組織のボス役を演じて、そちらでも、No.2役のイ・ビョンホンと火花を散らせている。
ヒョンジュンはユ博士の最後の言葉をヒントにIDと鍵を手に入れた。そして、このIDと鍵から、今回ヒョンジュンは大統領(イ・ジョンギル)と面会することになる。ヒョンジュンは、大統領に全てを打ち明けた。自分に仕掛けられた罠、IRISの存在とペク・サンがそのメンバーであること、ユ博士がペク・サンに殺害されたこと。しかし、ペク・サンのバックに黒幕がいること、IRISの目的が核テロであることを理由に、今すぐにペク・サンだけを捕らえても無駄だということも付け加えた。そして、テロ集団の一員として行動しているヒョンジュンが、核テロを防ぐしかないということも…。これで、ヒョンジュンには強力な味方がついた。もはやヒョンジュンは、復讐鬼ではない、韓国を救うヒーローだ!
今回のヒョンジュンも見どころ満載だが、中でも見逃せないのは、ヒョンジュンを手招きするようなハイテク車、そしてそれに乗ったヒョンジュンがソウル市内で繰り広げる凄いカーチェイスだ。こんな短い時間だけで終わらせるのはもったいないほどの迫力だ。もうひとつぜひチェックして欲しいシーンがある。ヒョンジュンは大統領に会うためにヘリを利用するのだが、そのとき、中にいる人物に「アンニョンハシムニカ(こんにちは)」と挨拶する。一時は復讐鬼と化したヒョンジュンの、あまりにも誠実なお行儀の仕方にひとりウケてしまった。
話をドラマに戻して…NSSだ。スンヒの上司のパク室長が、ペク・サンとサウとの裏切りを知った。そして、NSSを襲撃したテロの中にヒョンジュンがいたことを確信した彼は、スンヒと協力してヒョンジュンを探し出そうと動き出した。ところが、なぜかスンヒには厳しい監視がついている。監視の目から逃れる場面で見られる連係プレイも見どころのひとつだ。
一方、北朝鮮では、テロの真の目的が南北首脳会談の阻止ではなく、ソウルの中心地で核テロを行うことだとを知った北朝鮮の要員パク・チョリョン(キム・スンウ)は、上司のヨン・ギフン(チェ・ジョンファン)に異を唱える。韓国で核テロを起こすことを反対するチョリョンは、部下であるテロ集団のリーダーに連絡するも、リーダーはチョリョンではなく、上司のヨン委員の命令で核テロの準備を急いでいた。すでに、最終チェックのためにソウル市内の偵察段階に入っている。
この偵察の場面では、ソウルの名所と一緒に、世宗(セジョン)大王と李舜臣(イ・スンシン)将軍の銅像も登場する。世宗大王は朝鮮王朝の第4代王で、“ハングル”の創製や世界初の“測雨器”を製作させた聖君。一方、李舜臣将軍は、文禄・慶長の役で活躍した将軍。共に国を救った国民的英雄だ。今回は、ヒョンジュンがソウルをいや韓国を救うヒーローになるべく立ち上がった回。ここでこの2つの銅像を登場させるとは、テレビの前で手をたたく韓国の視聴者が見えるようだ。実にうまい!
立場は違えども、もうひとりソウルを救おうとする人物がいる。チョリョンだ。もはや、自分の命令に従わないテロ集団をどうにかしようと考えたのか、彼はソンファに連絡を取る。そしてソンファと会うことになったが、何者かに捕らえられてしまう。果たしてチョリョンを捕らえたのは誰なのか?その答えは、28日(水)夜9時の第13回放送で確認されたい。
それにしても、もはやドラマは敵味方入り混じって、いったいどうなっているのやら…。ちょっと整理しておこう。
NSSでは、ペク・サンとサウが裏切っており、それを室長とスンヒたちが知って彼らの監視の目をくぐって動きだした。
大統領府では、大統領の側近である女性秘書がペク・サンと通じており、大統領はペク・サンの裏切りを知っている。
北朝鮮ではヨン中央委員が、ペク・サンと連絡を取りながらソウルへの核テロを計画し、部下のパク護衛チーム長がヨン中央委員の陰謀に反対している。
テロ集団が核テロを計画していると知ったヒョンジュンは、彼らの計画を阻止しようとしている。
こうして、見どころを紹介していても頭がこんがらがりそうだが、ドラマはこれからますます面白くなる。ナビコンの見どころ紹介や、公式サイトのあらすじ、TBSオンデマンドで見逃し配信などを利用して、もう一度おさらいしたり、見逃した回をチェックしておくのをお勧めしたい。
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