大ヒット「同伊(トンイ)」のチ・ジニ高笑いの後NG!その訳をメイキング動画で検証!

2010年08月06日17時18分ドラマ
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先月27日に放送したMBC月火ドラマ「同伊」の第38回放送分のメイキング動画が韓国MBCニュースで公開された。当日は、蒸し暑い天気にもかかわらず幾重にも重ねた衣装が、出演者たちの演技をぶらせたのか、第19代王の粛宗を熱演しているチ・ジニがNGを出した。この様子が収録されている。

この日の撮影は、トンイ宅を内医官が来ていることに驚き、様子を見に来た粛宗が、トンイの懐妊を聞いて喜ぶシーン。粛宗になりきっているチ・ジニはよほど嬉しかったのか、すぐに顔がほころび大きく笑ってしまった。すぐに俳優チ・ジニに戻った彼は、「こんなに笑ってはいいんだろうか?」と自らNGを出してしまった。これは、子供を埋めなかった正室・インヒョンを前にして、粛宗がこんな高笑いをするはずがないとの判断からだったようだ。

そして、いらぬNGを出したために、周りで団扇で扇いだり、氷で暑さを凌いでいる出演者やスタッフに対して、申し訳ないと何度も謝る配慮も見せている。NG後の2テイクでは、さすが名優!嬉しさの中にも王としての威厳と、正室への配慮を忘れないみごとな“笑い”でOKを出した。

動画ニュースでは、朝鮮王朝三大悪女のオクチョン(チャン・ヒビン)を演じたイ・ソヨンのインタビューも収録されている。
ドラマはちょうど、王妃の位まで上り詰めたオクチョンがヒビンに降格されたあたりで、これに対してイ・ソヨンは、「散々悪事を働いたから当然の結果だが、降格された瞬間はかわいそうだった」と同情の声をあげた。
また、これまでの撮影でもっとも印象に残っているのは?という問いかけには、「トンイに大声で怒鳴っている姿を粛宗に見つかり、さめざめと泣くシーン。大声で泣き続ける演技のため何度もNGを出し、とうとう翌日には目が腫れ上がってしまった」と役に入りすぎた失敗も明かしている。
最後に、視聴者へ「オクチョンが死罪になるのは誰でも知っていることですが、まだ先のことなので、最後まで関心をも言って見守ってください」と、笑顔で挨拶している。

「同伊」は、ドラマ「張禧嬪(チャン・ヒビン)」で描いた背景を、トンイの視点で描いたドラマ。トンイは、ドラマ「イ・サン」の祖父である英祖王の母親。宮廷の下働きから、遂には、21代王の英祖を生み育てた女性の激動の人生を描いたドラマ。トンイを演じるのはドラマ「華麗なる遺産」のハン・ヒョジュ。

「同伊」を知るためには、「張禧嬪」「イ・サン」を参考にするといいだろう。
それぞれ、ナビコンで見どころ紹介しているので、チェックしておこう。
朝鮮王朝三大悪女「張禧嬪」
「イ・サン」を2倍楽しむ
「華麗なる遺産」を2倍楽しむ


MBCニュース「チ・ジニ“トンイ”懐妊、“こんなに笑っても大丈夫?”」