再び引き裂かれた母子!兄との絶縁!「千秋太后」見どころ動画と15-17話あらすじ-BS朝日
23日から放送再開するドラマ「千秋太后」!14話でやっとスとソンの心が通じたのも束の間、15話では母子がまたしても引き裂かれてしまう。
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【第15話】
成宗(ワン・チ)サガムンの放った毒矢が肩をかすったものの、成宗はかろうじて一命を取りとめた。予想通り、新羅系はスが暗殺の首謀者と決めつけた。彼らは、自分たちの声を聴いてもらおうと集まった民たちも逆徒だといい、その首謀者がスだと言い張った。スを養護する北方系の臣僚らが抗弁するが、意識の戻った成宗はスに疑いの目を向け、スに弁解の余地も与えぬまま、ソンを連れて開京に戻ろうとする。成宗のもとへ駆けつけたスは身の潔白を訴えるが、もはや成宗の耳にはスの声は届かない。
それにしても、第12話の帰法寺で、傷つきながらもスがソンを守るために戦った迫力のシーンを見ているだけに、いくら毒矢といえども成宗の無様な負傷のシーンは情けなさ過ぎる。幼い頃、スをおぶって帰ったあのチ(成宗)はどこに行ってしまったのか…。
15話はソンを演じたチビンくんの光る名演技が目白押し。スと引き離されて涙するシーン、母スを侮辱するヨヌン宮主やお付きの尚宮、師匠キム・シモンに反抗的な態度を取るシーン。そして圧巻は、そんなソンに「崇徳宮(ス)は母ではない!」と叱り飛ばした後のシーン。ソンはある持病を持っているのだが、このシーンでそれが明らかになる。お見逃しなく!
一方、ソルとウク夫妻はラブラブ生活を満喫している。世を忍ぶ生活のため、極貧の暮らし。魚を焼けば焦がして自分の指まで焦がしてしまい、ご飯を炊けば生煮えにコゲ!そんなソルまで愛おしいウク。二人のアツアツぶりには、観ているこちらが恥ずかしくなるほど。
そんな二人をスも引き離すことはできず、二人の結婚を認めることになる。
そんな時、皇后が亡くなった。成宗は皇后の遺言どおり、娘のソン姫をスに託すために文徳皇后スを呼びつけた。そこで、成宗の口から出たのは「開寧君(ソン)はもはやスの子供ではない、兄妹の縁も切る」というとんでもない話。さらに16話では、スが「黄州で静かに暮らさなければソンの命の保障もない」と事実上の幽閉を言い渡す。兄妹の関係はどうしてこれほどまでにこじれてしまったのか?儒教に傾倒している成宗の今回の仕打ち、あまりにもひどい。儒教は、五倫といって“父子、君臣、夫婦、長幼、朋友”関係を維持することを教えたはず。いったい彼は儒教の何を学んでいるのか!もはや筆者も怒りを隠せない。
【第16話】
今回は、2度目の悲しい母子の別れから始まる。引き離される二人の涙のシーンは、ティッシュを用意して鑑賞するべし。今回の一件でソンは流した涙の分だけ強くなった。しかし、その分新羅系がソンを危険視する目ももっと厳しくなった。
カン・ジョ一方、襲撃事件を調べていたガムチャンは、ついにキム・ウォンスン商団のチョ行首が事件に関わっていることをつきとめ、彼を捕らえることになった。当然ここはカン・ジョの活躍となるはずだが、慎重を期するため同じく商団を率いるチヤンに任せようということになった。スのためには命も惜しまないカン・ジョとしては、大切な任務をチヤンに取られた形になった訳だ。このあたりの心情をチェ・ジェソンが一瞬の目の動きでみごとに表現している。何しろ、彼はチヤンをまだ全面的に信頼しているわけではないのでなおさらだ。チヤンがチョ行首を捕らえるシーンは16話のラストで見られるのでお楽しみに。
チェ・ソム(新羅系儒学派)さて、朝廷ではヨヌン宮主を皇后に昇格させることになったが、チェ・ソムらが側室を迎えることを成宗に進言する。ヨヌン宮主に男児が生まれないと見透かしたチェ・ソムらの裏切りだ。これを黙ってみているキム・ウォンスンではない、散々悪態をついた後、ヨヌン宮主にまで愚痴る。そんな父キム・ウォンスンを「高麗は誰のものでもない。正等な後継者のソンこそが継ぐべき、ソンは我が子と同じ」ときつくたしなめる。まさに、“鳶が鷹を産む”とはこのこと。
こんな事態を重く見たソ・ヒは成宗に「西京の民が成宗よりスに信頼を置くのは、これまで成宗が西京をおろそかにしてきたため」と、職を賭しての意見をする。中立派を気取っているチェ・リャンからも、「スに代わって西京に兵を送ってやるべき」と言われる。問題山積の成宗がどんな決断をくだすだろうか…。
ところで極貧生活ながら愛はいっぱいのソルだが、体調が優れないようだ。スの言いつけで食料品を届けたユン尚宮が、そんなソルの懐妊に気づく。次回の16話では、愛する妻のために薬を買いに行ったウクが、自宅に戻ってソルの懐妊を聞き、ユン尚宮たちの見る目も憚らず妻を抱きしめて喜ぶ実にほのぼのとした良い場面が登場するのでお楽しみに。しかし、残念ながらウクはここで大失敗を仕出かしてしまった。あろうことか、朝廷のチェ・リャンと出会ってしまったのだ。この出会いが後々大変な事態になるとは…。
【第17話】
チヤンが捕らえたチョ行首をスが自白をさせようとするが、なかなか口を割らない。ここでまたカン・ジェとチヤンの火花が散る。カン・ジェはいまだ正体がはっきり判らず、やたらを自己アピールしてくるチヤンがどうも気に入らない。名優同士のちょっとした目の動きや表情の変化をお見逃しなく!
カン・ジェとチヤンがそれぞれ入れ替わり自白をさせようとするが、結局、最後まで口を割らないチョ行首は自殺未遂を起こす。これ以上、自白が望めないことを悟ったスは、ガムチャンの意見を聞き入れ、チョ行首を放免するしかなかった。
キム・チヤンところで、チヤンは実に多才だ。ソンを助けた鍼の技術、ソンに見せた手品の腕前。今回は失敗したものの催眠術まで見せてくれるとは…。チョ行首を自白させ、スからの信頼を確実なものにしようとしたチヤンだが、これが失敗し、次なる手を考えた。
名づけて“家族になろう!”作戦。名づけたのは筆者だが、チヤンたちは明福宮の者と契りを結んで、手っ取り早く信頼を得ようとした。サガムンが狙ったのは、ちょっぴりとうはたつが腕っ節の強いイ教官。早速作戦を実行するが、そのベタな手口に思わず噴出してしまう。チヤン一派は、さりげなく笑いのツボを心得ている。サガムンのターゲットは決まった。では、チヤンは?もちろんあの方だが、ミイラ取りがミイラに・・・。
ソ・ヒ(北方系、ス擁護派)その頃、北方系のソ・ヒと新羅系のチェ・ソムが話し合いの場を持っていた。かつての高句麗の広大な地を取り戻したい北方系としては、なんとしても西京に女真人討伐の派兵が必要。新羅系は領土を広げるための無用な争いを好まない。相いれぬ立場の両派は、新羅系が推す側室を入れる代わりに西京への派兵を承諾することで合意した。
さて、幸せいっぱいのソルだが生まれてくる子供が大物になることを示唆する夢を見る。ところがこの夢がとんでもない内容。どんな夢かはドラマでお確かめいただくとして、17話のラストで二人の幸せを引き裂く訪問者が訪れる。
もうひとつ17話では感動の見どころシーンが用意されている。ソンがスに健気な手紙を送るシーンだ。感動の内容はドラマ中盤で確認できる。
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※ 「千秋太后」公式サイト 見どころ動画公開
※ BS朝日「千秋太后」番組サイト(月~金 ひる12時~12時55分放送)
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