JAXA、「宇宙からの温室効果ガス観測シンポジウム」を25日13時からライブ中継

2010年08月24日18時33分 
(2010年08月24日19時55分 更新)
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宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国立環境研究所、環境省とともに、「宇宙からの温室効果ガス観測シンポジウム~温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)の役割~」を8月25日13時から東京・品川のコクヨホールで開催するが、その模様をライブ中継する。
同シンポジウムは、いぶき搭載の温室効果ガス観測センサと雲・エアロソルセンサによって得られたデータに関する話題を中心に、宇宙からの温室効果ガス観測に関する理解を深めてもらうことを目的として行うもの。
衛星データの利用者、研究者だけでなく、地球温暖化問題に関心を持つ一般の人(高校生以上)を対象として、同衛星による温室効果ガス観測データの特徴などを概説するとともに、宇宙からの温室効果ガス観測の役割と期待についての話題を紹介する。
第一部の講演会は、コクヨホールで13時00分から15時10分まで、飯島希(ほまれ)(気象予報士・環境カウンセラー)の司会により行われる。
講演は、向井千秋(JAXA宇宙飛行士・医学博士)、横山裕道(淑徳大学教授)、井上元(GOSATサイエンスチームチーフサイエンティスト)。
宇宙からの温室効果ガス観測のしくみの紹介は、中島正勝(JAXA GOSATミッションマネージャ)。
いぶきデータの紹介は、横田達也(国立環境研究所GOSATプロジェクトリーダー)。
ビデオ講演は、David Crisp(米国NASAジェット推進研究所シニアリサーチサイエンティスト)。
第二部の体験コーナーは、多目的ホールで15時10分から16時00分まで、「『いぶき』についてもっと知ろう」と題して行われる。
ポスター展示、模型展示、観測デモンストレーション/センサモデルを使った実験、球面ディスプレイによる紹介、ビデオ上映、いぶきデータの紹介(検索、表示などのデモンストレーション)、パンフレット・第3回研究公募案内・ニュースレターなどの配布などが予定されている。
ライブ中継は、USTREAMとニコニコ生放送により、同日13時00分から16時00分まで、同一内容で行われる。

NECOVIDEO VISUAL SOLUTIONS「宇宙からの温室効果ガス観測シンポジウム」ライブ中継