「善徳女王」のミシル、コ・ヒョンジョンが酒井法子の「星の金貨」をリメイク「春の日」-BS11
1995年、酒井法子主演で大ヒットしたドラマ「星の金貨」を、「善徳女王」の悪女ミシルを演じたコ・ホyンジョンが韓国版で主演している。なんとも驚きのキャスティングだが、そもそもコ・ヒョンジョンは、韓国のお嫁さんにしたい女優として広く愛された女優。驚きといえば、悪女を演じた「善徳女王」の方だったかもしれない。この「春の日」を、BS11が放送している。
「春の日」は、オリジナルの日本のストーリーに、韓ドラのスパイスを大いに利かせている。日本での初配信時は、(当時の)酒井の可憐なたたずまいや流れるような手話に比べ、韓国版のコ・ヒョンジョンはおとなっぽく、たくましいイメージがするとの厳しい評価もあったようだが、そんな違和感もドラマが進むにつれ、主役陣や脇を固めるキャスト陣のみごとな演技力に、徐々に評判を呼び、ドラマにのめりこんでしまう韓ドラファンが続出した。もちろん、韓ドラに欠かせない「家族をめぐる秘密」も飛び出すこのドラマの魅力をもう一度確認しよう。
ドラマは、父親の再婚によって、10歳のときに実の母親と離れ離れになってしまったウンホから始まる。母親に再会したいとの思いを抱いたまま20年が経過したある日、彼は家出して母親探しの旅にでた。手がかりを知る医師のダルホの元を訪ねた彼は、ダルホの孫娘のジョンウン(コ・ヒョンジョン)と再会。彼女が失語症になったことを知ったウンホは、彼女の治療を試みるが…。
このふたりの間に入ってくるのはウンホの義弟のウンソプだ。彼は、音楽の道に進むことを願っていたが、両親の願いで仕方なく医者になったものの、大の病院嫌いの彼はどうにも医者という職業が性に合わない。そんな彼がウンホとの再開やジョンウンとの出会いで変わっていく。
日本では、大沢たかおが演じた兄ウンホを「チャングムの誓い」で人気のチ・ジニが、竹野内豊が演じたウンソプを「バリでの出来事」のチョ・インソンが演じる。ドラマは、韓国でもストーリーの素晴らしさなどが話題となり、30%を超える高視聴率を獲得している。
BS11の放送は、現在第4話まで放送済み。これまでの放送を見逃した方はShowTimeで、「春の日」の第1話は無料で、2話以降は各話210円で配信をしているので、こちらでこれまでの話数分を視聴するのもいいだろう。さらに、ShowTimeのサイトには、、「春の日」を満喫するための攻略ガイドも無料で公開している。オリジナルの「星の金貨」を観た人も観なかった人も、まずは、この攻略ガイドを覗いてみよう。
◆ 作品情報
・話数: 全20話
・制作: SBS
・放送年: 2005
・監督/演出: キム・ジョンヒョク
・脚本: キム・ギュワン
・出演者: コ・ヒョンジョン、チョ・インソン、チ・ジニ、ハン・ゴウン、シン・チュンシク、チャン・ヨン
BS11「春の日」
ショウタイム「春の日」
「春の日」攻略ガイド