いざ安戎鎮へ!契丹軍が仕掛けた作戦とは?「千秋太后」25-26あらすじと見どころ動画-BS朝日
ソ・ヒの説得により一旦降伏を思いとどまった成宗は、今度はソ・ヒに契丹と交渉の全権を委ねる。25~26話はいよいよ契丹との迫力の戦闘シーンが目白押しとなる。
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【第25話】
兄成宗によって投獄されたスを案じたソ・ヒは、前線から遠い安北府 安戎鎮へ彼女を向かわせることにした。ところが、運命とはいたずらなもので、この安戎鎮こそ、契丹軍が狙っていた場所だったのだ。契丹軍は高麗の総司令部である安北府をおとすべく、離れた延州を襲うと見せかけて小隊を向かわせた。こうして高麗軍に陽動作戦を仕掛けようとしていた。そんな契丹軍の動きを怪しむガムチャンは、状況を把握すべく自ら延州城に向かうのだった。
ソ・ヒ(北方系、ス擁護派)契丹軍との交渉に向かうソ・ヒは、安戎鎮に向かうスとある場所まで同行した。前線から遠く離れた安戎鎮に赴くことを否定していたスだったが、この場所で決意を新たにする。この場所こそ、始祖王建が北方経路を志した場所で、第2話でスが夢か幻かで祖父の王建とで会った場所だったのだ。運命を感じたスは、ソ・ヒと別れ安戎鎮へと向かった。
決意も新たに安北府に向かったスたち一行は、西京から来た民兵ということで安戎鎮に受け入れてもらうが、そこはだらけきっていた。さて、そのだらけの張本人となるのが、安北府を守るイ将軍だ。役人登用試験(科挙)に何度も落ちて父の七光りでやっと任に就いたイ将軍は、酒池肉林の毎日。この役を演じているのは、ドラマ「妻の誘惑」でヒロインに散々迷惑をかけるダメ兄を演じているチェ・ジュニョン。25、26話で彼の壊れっぷりをとくとご覧あれ!
しかし、スはこの地でテ・ドスという骨太の人物と出会う。彼こそは滅びた渤海の太子の子息で、中郎将としてイ・将軍に仕えていた。カン・ジョはどうもこの人物が気に入らないようだ。ドラマの中で、その理由が少しずつ明かされていくのでお見落としのないように。それにしてもカン・ジョは気に入らない人が多い。ス以外にはまったく興味がないようだ。
さて、25話からいよいよチヤンのスへの接近が本格的になる。ドラマ中盤以降、水辺で二人が会話する。女らしくない自分を卑下するスに、チヤンが「宮主様は、本当に美しいですよ~」と繰り返し言う。もちろん、美しいといわれて悪い気がするはずもない。スのまんざらでもない顔に注目だ。
しかしスは女性らしくはなれないようだ。カン・ジョとキム・チヤンの二人を呼び寄せ、とんでもない決意を口にする。
【第26話】
スが25話の最後で決意したのは「安易に降伏しようとした兄の成宗を王座から退けてでも自分が国を守らなければならない」ということ。謀反とも取れるとんでもない決意だ。これを聞いたカン・ジョとチヤンの両極端の対応が面白い。スに賛同するチヤンと慎重に事を決めるべきだとするカン・ジョ。意見の違いに二人はますます激しく対立する。
カン・ガムチャン一方、ガムチャンは敵の不審な動きから、延州城を攻めるのは安北府から援軍を送らせ、その隙に安北府を攻め落とそうとしているのではないかと気づき、敵の作戦を阻もうと尽力していた。夜襲をかけてきた契丹軍に対抗するのは、少数の兵と後は俄仕立ての民兵。火矢を巧みに使った戦闘シーンが不謹慎ながら美しい。はじめは恐れていた民たちだったが、ガムチャンの鼓舞でみごと敵を蹴散らす様は実に爽快だ。しかし、折角の勝利に村長が水を差してしまった。先走って安北府に援軍要請の使者を送り出してしまったのだ。これで、成宗に大軍の契丹軍が猛攻してくるとの間違った情報が伝わってしまった。
新羅系臣僚たちは早速領土の一部を契丹に譲り渡すことを提案し、成宗もこれに心が傾いてしまった。もちろん、北方系臣僚や中立派のチェ・リヤンもこれには大反対!
ところで、北方の領土について…新羅系臣僚たちにとっては、かの地はかつての高句麗の領土。北方の力が強くなると、自分たちに都合が悪い。だから、国土といえどもそれが北方なら、割譲もさほど憂慮すべきことと感じていないのだ。
その頃、安戎鎮に契丹の大軍が攻め入ってきた。これこそが契丹軍の作戦なのだ。安戎鎮を守るのは件のイ将軍、ほとんどの視聴者が思ったとおり、彼は戦う前に降伏しようとする。ここで、スが立ち上がる。イ将軍を一喝し、死力を尽くして戦うことを宣言する。兜に隠したトレードマークの長い髪をバサリとたらして、「我こそは…」とやるくだり、まるで水戸の黄門様のようで病み付きになりそうだ。さしづめ堅物のカン・ジョは格さんで、スを軟派(?)しようとしているチヤンは助さんというところか…。
今回は接近戦ということで、お得意の弓はなく剣での戦いがメインの、まさにチャンバラ時代劇だ。しかし、闘志はあっても何しろ兵は少なく頼りない。絶体絶命の危機のスたちの運命やいかに…。
文徳王妃の娘、ソン姫ところで、今回は、今後ドラマの表舞台に出てくるであろう、亡き文徳王妃の愛娘のソン姫がクローズアップされる。少女期を演じたのはハンボベ。「ソ・ドンヨ」のチョギ役や、「ラスト・スキャンダル」でヒロインの娘ジミンを演じた子役だ。
西京の民たちは、激しくなる戦争を避けて南へと下っていた。黄州にも大勢の民が避難してきた。黄州明福宮では、彼らを手厚く保護する。スが日ごろから行っている民への気遣いが、きちんと配下の者たちにも伝わっている証拠だ。ソン姫も民たちの世話を一生懸命するのだが、折にふれスの息子ソンのことを思い出すようになっていく。彼女が後にソンと結婚し宣正王妃となるとは、このときは思いもよらなかった。ただし、スだけは予知していたかも知れない。ここまで放送された話数の中で、スがソン姫のことを好意的な視線で見つめるシーンがあったのにお気づきだろうか?
こんな慈悲深い明福宮の人々に比べ、キム・ウォンスンは、戦時中にもかかわらず金儲け第一優先で手下の者たちにも非情な商売をさせている。まったく、どうしようもない悪党だ。しかし、悪銭身につかずとはよく言ったもので、ヨヌン(王妃)に見つかってこっぴどく叱られる。
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※ 「千秋太后」公式サイト 見どころ動画公開
※ BS朝日「千秋太后」番組サイト(月~金 ひる12時~12時55分放送)
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