指定交流「第57回日本テレビ盃(JpnII)」枠順決定、当日生中継!

2010年09月20日16時32分スポーツ

指定交流「第57回日本テレビ盃(JpnII)」(1800m、9月23日、船橋)の枠順が発表された。いよいよ、秋から続くGI、JpnI戦線がスタートする。
出走馬14頭の内訳は、南関東6頭、JRA4頭、他地区4頭となっている。南関東勢とJRA勢がガップリ四つの様相。
船橋のフリオーソは、「かしわ記念(JpnI)」(1600m、船橋)で2番手からJRAのエスポワールシチーに0.2秒差の2着と善戦した後、「帝王賞(JpnI)」(2000m、大井)では並み居る強豪を相手に2番手から早々と抜け出して0.5秒差で快勝した。昨年の夏から今年の春先までは不安定なレースが続いたが、見違えるほどの好レースが続いた。ここは、3か月ぶりのレースになるし、まだ絶対の信頼は置けないが、中心視は当然だろう。
JRAのスマートファルコンは、5か月半ぶりの「かきつばた記念(JpnIII)」(1400m、名古屋)を0.3秒差で逃げ切った後、「さきたま杯(JpnIII)」(1400m、浦和)でも3角先頭から0.8秒差で快勝した。いずれも、短距離の王者スーニが相手だけに価値ある勝利だった。叩き3走目と絶好になるはずたった帝王賞は、3番手から伸び切れず1.4秒差の6着と案外だった。ただ、ここは立て直してくるはずで、見苦しいレースはしないだろう。
川崎のブルーラッドは、「東京大賞典(JpnI)」(2000m、大井)で2.1秒差9着と完敗、休養明け3走もピリッとしたところがなかった。ただ、これは1400m、1600m、1600mと距離が短かったのも一因。前走の「マーキュリーカップ(JpnIII)」(2000m、盛岡)では、中位から伸びてJRAのカネヒキリに0.8秒差の2着と復調している。ひと息入ってはいるが、2着争いには加わってきそう。
大井のボンネビルレコードは、昨年秋から今年冬にかけてのGI、JpnI戦線では年齢的な衰えも感じさせたが、JRAから南関東に戻って復調、帝王賞では本来の鋭い末脚を見せて0.5秒差の3着まで追い込んだ。続く前走の「サンタアニタトロフィー」(1600m、大井)でも58kgのトップハンデながら、アタマ差の2着にまで追い込んでいる。有力馬中では最も臨戦過程が良く、2着争いは十分。
JRAのトランセンドは、3走前の「アルデバランステークス」(1900m、京都)で「ダイオライト記念(JpnII)」(2400m、船橋)を快勝したフサイチセブンに0.2秒差先着するレコード勝ち。前走の「東海ステークス(GII)」(1900m、京都)でも、「ブリーダーズゴールドカップ(JpnII)」(2000m、門別)でカネヒキリを下したシルクメビウス相手に0.0秒差2着と惜敗した。ムラ駆けだが、強敵相手に好走しており一発がある。
JRAのテスタマッタは、「川崎記念(JpnI)」(2100m、川崎)0.4秒差3着、「フェブラリーステークス(GI)」(1600m、東京)0.2秒差2着と、この春のGI、JpnI戦線をにぎわした。ここは、7か月ぶりのレースになる分、割引きは必要だが、いきなりでも好勝負になる可能性もある。

「日本テレビ盃」枠順
レース当日の生中継