兄妹の和解!ついに譲位の勅書が…「千秋太后」見どころ動画と42~44話あらすじ-BS朝日

2010年09月25日03時38分ドラマ
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スが射抜いた成宗は、影武者だった!謀反が失敗に終わったことで、スら首謀者は全員捕らえられ、信じていた妹に命を狙われた成宗は、その事実に衝撃を受ける。
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【第42話】
そんななか、うろたえるソンに対して文和王后はスを助けたければ王位を放棄するよう言い放つ。かつては我が子同然に育てたソンに対して、あまりに冷たい王后の仕打ち、良妻賢母のあの王后は何処に…。成宗は王としての立場と兄としての思いのはざまで葛藤していた。宮殿では謀反人たちの取り調べが行われたが、成宗はスだけは尋問場ではなく便殿に呼び出し、腹を割って涙ながらに互いの思いをぶつけた。「政治を変えたいなら、何故兄にそう言ってくれなかったのだ」と話す。それに対してスは、成宗と自分との目指す国作りが違う、スは高麗をかつての高句麗のような国にすべく「書物より武術を重んじ、女性や子供たちにも武術を勤しむ国」にしたいと宣言した。そして、成宗が国防をおろそかにし、契丹の侵入を許してしまったと兄の政事を非難した。確かに成宗の弱腰の政策はいただけないが、かといって明けても暮れても戦、領土拡大では民の心も休むまい。ここは、兄妹で力をあわせて政事に励むべきだったと、筆者は声を大にしてドラマに言った!
ところで、妹の謀反より、女真人であるチヤンとの不義を許すことの出来ない成宗は、そのことでスを責めると、スは「私の目指したい国は、好きな人と誰とでも愛し合えることの出来る国作り」とも語っている。これは、チヤンを愛し始めてから新たに加わったスローガン?

結局成宗は、妹としての情にかられてスに穏当な処分を課した。しかし、儒教の精神を重んじる成宗は、女真人であるチヤンとの不義だけは許すことができず、流刑地に着く前にチヤンの殺害を命じた。さあ、チヤンがどうなったかはドラマで確かめよう。

ソン青年Licensed by KBS JAPAN.(c)KBS All rights reservedさて、お待ちかねのソンの子役から大人の俳優へのバトンタッチだ。これは、ドラマ「朱蒙」「太王四神記」でも使った人気の馬上の成長型演出だ。(命名は筆者が勝手につけたものなのであしからず)、馬に乗りながら風と共に時間が経過し、大人の俳優へとバトンタッチするという演出。それにしても子役のパク・チビンくん、今作の演技もみごとだった。物語が進むのはいいが、チビンくんに会えなくなるのは何とも寂しい。青年のソンを演じたのはイ・イン。「大王世宗」「風の絵師」「チュノ(推奴)」など、多くの歴史ドラマに出演経験のあるイケメン俳優だ。子役時代から活躍している実力派俳優で、古くからの韓ドラファンには、イ・ジュンという芸名で覚えている方もいるのでは?

【第43話】
開京から遠く離れた流刑地でチヤンの生存だけを信じて過ごすスに刺客が襲う。仕向けたのはチェ・ソムだ。まったくしつこい奴らだ。危ういところを下級兵士キム・スックンに助けられ、スは命拾いをする。
一方、ソンは孤立し自暴自棄になり酒と女におぼれ、成宗は契丹から嫁いだ後妃(側室)チャルリの策略で薬物依存症になっていた。身から出た錆とはいえ、あまりにも哀れな成宗に胸が痛む。

ところで、成宗の師匠で側近であったチェ・リャンは、かつてチェ・ジモンが残した最後の予言が、全ての悲劇の始まりだったのでは?という言葉を残して、この世を去っていた。それ故か、彼は死の間際に自分の代わりにチェ・ハンという人物を推薦した。儒学派ながら、新羅系とは一線を画して中立派をゆく清廉潔白な人物のようだ。さて、演じたのはキム・ハギュンというベテラン俳優で、「王と私」「大王世宗」などにもでた俳優。特に初登場の場面では「大祚榮(テジョヨン)」に出演した面々が大勢出ていたので、懐かしくもあった。

さて、話をドラマに戻して…文和王后は新羅系臣僚らと相変わらず次期国王について議論を繰り返すなか、成宗は突如 慶州を訪問すると言い出した。慶州といえば現在の慶尚北道でかつての新羅の地だ。韓ドラページの三国時代現在の朝鮮半島の地図で確認しよう。
この慶州訪問に関しては、近くに流刑されているスに会いに行く口実だった。ソ・ヒは改めてソンを後継者とすべきだと成宗に進言し、今後のことも含めてスに会いにいくことにしたのだ。

さて、青年になったソンだが、謀反事件や自分の病気のことで激しく傷ついた彼は、ひたすら酒と女におぼれていた。その狂乱っぷりといえば、スと丁々発止張り合っていた頃の父親・景宗そっくり。さすが子役からたたき上げただけあって若いのに実にうまい!あの喚き方、だらしない着こなし、そもそも心が傷ついた原因も、母が絡んだ子供時代のトラウマ。歴史は繰り返す?ではないが、何から何までそっくりだ。景宗にはスという救いの女神がいたがソンには・・・。いたいた!幼い頃から仲の良かったソン姫だ。(名前が同じでややこしい)誰にも心を開かないソンが唯一心を許している。

【第44話】
再会した成宗とスは往年の思いをぶつけあう。「自らを儒学者と名乗る成宗が、予言のために母と子を引き離したのか」と怒りが収まらぬスに、成宗は全ては予言のせいだと言い訳する。これがまたまたスの怒りに火をつけた。ますます凛としているスに対して、薬が切れて震える成宗がなんとも哀れだ。ついには成宗がひざまずいてスに謝罪する。これでやっと兄妹に出来た溝が埋まり、お互いに子供の頃のように涙して抱きしめ合う。このシーン、ティッシュは箱で、ハンカチではなくタオルを用意して視聴することをオススメしよう。
成宗はスの罪を不問に付し、ソンに譲位する決意を固める。兄妹は手を取り合って開京に向かう。

新羅系臣僚らの前でソンへの譲位を発表するや、彼らは、「ソンを後継者とするなら我らを殺してからにしてください」という、いつもの死を賭した訴えだ。もっとも彼らは本気で命をかけているわけではない。とにかく、この後の成宗の鬼気迫る演技をお見逃しなく。

もうひとつ見逃せないシーンは、スと文和王后との1対1の対話の場面。スの圧勝となる。それにしてもさすがチェ・シラ、実に迫力がある。対する文和は、成宗にも元の優しい女性に戻ってくれと懇願され、面目丸つぶれ。もちろん、やられっぱなしでいる文和ではない。彼女は新羅系臣僚らと、スとソンの暗殺を企て明福宮を奇襲する。そんな絶体絶命のスの前に一人の男が現れた…。もちろんキム・チヤンだ!42話で殺害されそうになったところを、サイルラと契丹のトギョンに助けられていたのだ。彼はこのときをよほど待ちわびていたのだろう。スとの抱擁の直前、彼が剣を放り投げるのを筆者は見逃さなかった。

さあ、これで万事めでたく、となるところ、ここに来てまた大きな問題が起きた。肝心なソンが王位に就くことを拒み、スとソンは激しく口論する。
もうひとつの問題は、カン・ガムチャンが運んできた。彼は、親友ワン・ウクの死に就いて詳細に調べスンLicensed by KBS JAPAN.(c)KBS All rights reservedた。そして、友の死と息子のスンについて不審な点を見つけた。ワン・ウクは「遺書の最後に、うつぶせにして遺体を埋めよ」と何とも奇妙な遺書を残していた。ウクは自害するとき、サイルラにこの意味を「子供を見失って、天国のソルにあわせる顔がない」と言っていたが、これには、この地方だけで使われるある意味が託されていた。さあ、どんな意味が隠されているのかドラマで確認しよう。さて、ここに紹介している写真に写っている子供は誰だろう?答えはドラマで…。

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 ※ 「千秋太后」公式サイト 見どころ動画公開
 ※ BS朝日「千秋太后」番組サイト(月~金 ひる12時~12時55分放送)

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