漫画家・水木しげるの画業60年の集大成、iPad版妖怪原画集「妖鬼化（ムジャラ）」の第2弾「【弐】四国・中国１」がApp storeに配信されている。価格は通常1200円のところ、10月9日までの期間限定で900円で購入できる。

極彩色で描かれた、禍々しさの中にユーモラスが挟まった水木しげる独特の妖怪世界がiPad上に表現される絵の数々が展開される、好評の原画集の第2弾だ。今回は中国・四国地方の妖怪136点を収録している。

「ゲゲゲの鬼太郎」でもおなじみの児啼爺（こなきじじい）をはじめ、鏡の妖怪・雲外鏡（うんがいきょう）、巨大な顔で人を驚かす大かむろなどが登場。変わったところでは徳島地方に伝わる「キツネの嫁入り」ならぬ「狸の婚礼」といった、怖ろしさとはまた違う不思議な画も収録されている。

単なる漫画家を越えた芸術家としての水木の画風を、ノートリミング・オールカラーのピュアな画質で満喫できる。

水木しげる妖怪原画集 妖鬼化（ムジャラ）【弐】四国・中国１