「善徳女王」のミシルが大統領に!コ・ヒョンジョン新作ドラマ発表会での「大物発言」を動画で紹介
29日午後、韓国ソウル蚕室ロッテホテルで新ドラマ「大物」の制作発表会が開催され、主人公を演じるコ・ヒョンジョンが登壇し、新作ドラマにかける心意気をコメントしている。YTNがこれを動画ニュースで紹介している。
ドラマ「大物」は、同名のマンガを原作にした作品で、韓国で初めての女性大統領の話を描いたドラマ。女優コ・ヒョンジョンが、アナウンサー出身で大統領になるソ・ヘリム役を担当する。
会見でコ・ヒョンジョンは、担当する役の紹介を簡単にした後、記者から、ピことRAIN主演の「逃亡者」との視聴率競争について質問された。これには余裕の表情で「勝たなければね」と笑顔で返しながら、「そんな質問もたくさんいただきましたが、視聴者が楽しむのが一番なので、もし『逃亡者』が良いと判断されればそちらを観て下さればよく、もちろん私たちも大いに頑張りますので、視聴者自身が選んでくれたらいいです。必ず『逃亡者』に勝たなければという気持ちはありません」とさすが大物らしい発言で答えている。
ドラマ「大物」は、イ・スンギとシン・ミナの「僕の彼女は九尾狐」の後続番組で、来週10月6日、SBSの水木ドラマとして登場する。(「僕の彼女は九尾狐」についてはこちらで紹介)
コ・ヒョンジョン演じるソ・ヘリムという主人公は、アナウンサー出身の平凡な主婦から、韓国初の女性大統領になる人物ということで、新羅時代の女帝を描いた「善徳女王」で、彼女が演じたミシルとの比較も注目されている。これについては、「ミシルとソ・ヘリムは実現しにくい夢を見ているという事実では似ている」としながらも「しかしソ・ヘリムは平凡な庶民出身から大統領になるケースで、ミシルとは差がある」と演じるキャラクターについて分析している。(「善徳女王」についてはこちらを参考に)
ドラマ「大物」には、コ・ヒョンジョン以外にも、チャ・インピョ、クォン・サンウ、イ・スギョンらが主要キャストとして登場する。
チャ・インピョは与党の若手政治家カン・テサン役に、クォン・サンウは不良高校生時代を過ごした後、父親が国会議員から屈辱を受ける姿を見て検事になったハ・ドヤ役、イ・スギョンは与党の大統領候補議員に捨てられた娘として、復讐(ふくしゅう)のために政界に入ったキュレーターのチョン・セジン役にそれぞれキャスティングされている。
関連ニュース:当日の制作発表会に同席したクォン・サンウのコメントはこちらで紹介。
YTN「『大物』コ・ヒョンジョン、女性大統領の役、ミシルとは違う」