メルセデス・ベンツ、「スマート電気自動車」を日本に上陸、プレス発表会動画を公開

2010年10月13日14時32分商品・CM
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メルセデス・ベンツ日本は、10月12日から日本で「smart fortwo electric drive(スマート電気自動車)」の実証テストを開始したが、そのプレス発表会動画を公開した。
同テストは、日本特有の気候や道路条件下において実際の車両を用いてさまざまな走行データを収集・検証し、2012年以降に予定している市販に備えるのが目的。ヨーロッパの自動車会社としては日本国内で初めて電気自動車の実証テストを行うことになる。
同車には、先進電気自動車メーカーである米国・テスラモーターズ社が開発したリチウムイオンバッテリーを搭載。メルセデス・ベンツ日本の親会社であるドイツ・ダイムラーAGは、2009年5月からテスラ社と資本提携を行なっており、バッテリーシステムや電気駆動システム、個別車両の開発で緊密な協力体制をとっている。
1500台の同車を用いて世界規模で行われている実証テストは、2009年12月にドイツ・ベルリンでスタート。以降、欧州各国に拡大し、2010年夏からは北米で展開している。
日本では、当初、3台の同車で実証テストをスタートし、2011年以降は10台以上の規模に拡大する予定。日本で行う同車の実証テストでは一般の参加も予しており、10月後半に詳細が発表される。
専用サイトでは、昨日、行われたプレス発表会動画を公開しており、同車が動く姿や発表会の様子を見ることができる。
また、「スマート フォーツー mhd」(クーペ: 184万円、カブリオ: 213万円)の仕様・装備を充実させたフェイスリフトモデルを、10月12日から発売、11月中旬ごろに納車を開始する。
今回の変更では、デザイン性と質感の向上、燃費向上、一般保証条件拡充と、同車の基本思想を妥協することなく継承しつつ、さらに魅力的で環境にやさしいものとした。車両本体価格は、数々の改良を施しながらも従来から据え置きとしている。

メルセデス・ベンツ日本「smart electric drive」専用サイト
メルセデス・ベンツ日本「スマート フォーツー mhd」サイト