韓国放送史上初!伽耶建国を描いた「鉄の王キム・スロ」、全話予告動画で先取りチェック!-BSフジ
韓国で放送終了後、わずか1ヶ月でBSフジから放送開始する、チソン主演「鉄の王 キム・スロ」!大ヒット歴史ドラマ「善徳女王」でオム・テウンが演じたユシンのルーツとして注目された伽耶建国の祖“キム・スロ”の一代記を描いた大型歴史ドラマだ。韓国では今年9月に最終回を放送したばかりの最新作。韓国公式サイトでは全話の予告動画やあらすじ、登場人物の紹介などが今もチェックできる。韓国公式サイトのグレー部分のメニューバーは左端からそれぞれ[話題の1分 重要場面先取り 登場人物紹介 企画意図 予告編]となっており、[話題の1分]と[登場人物紹介]では会員登録無しに誰でもチェックすることが出来る。特に[話題の1分]では、ドラマで話題になった動画を1分間視聴することが出来るという嬉しいサービス。
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BSフジでは10月19日(火)から放送開始する「鉄の王 キム・スロ」を、ナビコンの[「鉄の王 キム・スロ」を2倍楽しむ]で紹介していくのでお楽しみに。
では、まずはドラマの紹介だ。(ここからいろいろな参照ページを開きます。必要がなくなった時点で閉じてください。)
ドラマ「鉄の王 キム・スロ」って?
韓国の歴史ドラマと言えば、朝鮮王朝時代が舞台となったものが圧倒的に多い。次の各時代のドラマの年表で同時代のおもなドラマの数をチェックしておこう。「鉄の王 キム・スロ(以下、鉄の王)」は三国時代に存在した連盟国家である。[神話(古朝鮮)~三国時代][統一新羅・渤海・高麗時代][朝鮮王朝時代](確認したら閉じて下さい)
舞台となった伽耶は、1世紀から6世紀半ばまで朝鮮半島の南部“金海”を中心に栄えた連盟国家であるが、ドラマの舞台となったのはこれが初めて。韓国に詳しい方なら“金海金(キメキム)”という言葉を聞いたことがあるだろうが、これは本貫(ある姓をつくった始祖の出身地)が“金海”の“キムさん”という意味。(姓についてはソウルナビというサイトで詳しく紹介)とにかく、金(キム)さんという姓が一番多い苗字で、韓国人の3分の1は伽耶の子孫と言われている。その伽耶がこれまで一度もメインの舞台としてドラマ化がされなかったのは、歴史的資料があまり残されていなかったからだ。歴史的には日本とは深いつながりを持つ伽耶だが、その実態は多くの謎に包まれており、韓ドラファンの中では、新羅の初代女帝を描いた「善徳女王」でオム・テウンが演じたユシンのルーツということでにわかにクローズアップされた。
最近になって伽耶の輝かしい歴史の発掘作業が始まり、今後いろいろな歴史の謎が紐解かれていこうという段階だ。
作品の魅力
歴史ドラマでは史実と異なると視聴者から抗議が殺到して制作陣を悩ませるものだが、ドラマ「鉄の王」は、建国の祖キム・スロの一代記をこれまでにないエンタメ作品として仕上げている。これまでのヒーローものといえば「朱蒙」「大祚榮」といった作品に見るようにアクションがメインの作品が多いが、本作はスロの人間的成長を縦軸に、出生の秘密や切ないラブラインを横軸に自由な発想でドラマを作り上げている。“歴史の謎”を逆手に取ったエンタメ性が一番の魅力だろう。
もちろん、歴史的な側面からは、制作費200億ウォンをかけて金海市や馬山市の前面協力で、活気溢れる鍛冶場の様子や諸外国との交易の様子を臨場感たっぷりに描いているのも魅力のひとつだ。
さらに、主人公をはじめとした俳優の魅力も大きい。スロを演じたのは日本でも人気のチソン。1999年 SBSドラマ「カイスト」でデビューした後、「華麗なる時代」では主役ソクチンに大抜擢された俳優。日本ではイ・ビョンホン主演の大ヒット作「オールイン」の御曹司役ジョンウォンで一気に人気に火がついた。
チソンが「王の女」以来、久々の歴史ドラマと言うことで放送前から話題になった。(キャストの魅力については別章で紹介)
しかし、韓国では「人生は美しい」、「巨商・金万徳(キム・マンドク)」といった強敵を裏番組に控え高い視聴率こそ残せなかったが、韓ドラ歴史ファンとしては、半島の輝かしい歴史を彩った“空白の舞台”伽耶の物語をぜひともチェックしておいて欲しい。
また、エンタメ性が高い分、歴史ドラマが苦手という方にも楽しみ観られる作品だろう。
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※「キム・スロ」韓国公式サイト(話題の1分動画視聴)
※BSフジ「鉄の王 キム・スロ」番組サイト
(放送は19日より毎週火曜日夜7時~55分まで。再放送は木曜朝10時~55分)
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