ソニー、電子書籍事業と製品発表会を25日15時からUSTREAMでライブ中継
ソニーは、国内向けの電子書籍事業と製品の発表会の様子を、11月25日15時からUSTREAMでライブ配信する。
米国ソニー・エレクトロニクス シニア・バイス・プレジデントの野口不二夫と、ソニーマーケティング代表取締役社長の栗田伸樹が登壇し、これらの内容について説明する。
同社は、2006年に米国で電子書籍端末の1号機を発売。「Reader」は、電子ペーパー技術を使ってデジタル化された書籍コンテンツなどをディスプレイに表示し、読書を楽しむことができる。
同製品は、デジタルコンテンツのオープンフォーマット「ePub(イーパブ)」を採用。業界標準のフォーマットを利用することで、Googleが電子化した著作権保護期間が満了した書籍100万タイトル以上を無料でダウンロードでき、全米約6000か所の公立図書館との連携で電子書籍の貸し出しサービスも受けられる。
また、日本でも、凸版印刷、KDDI、朝日新聞社と共同で電子書籍配信事業に関する事業企画会社を設立することについて基本合意。書籍・コミック・雑誌・新聞などを対象としたデジタルコンテンツ向けの共通配信プラットフォームを構築・運営する事業会社への移行をめざしている。
さらに、映像などのコンテンツをパソコンや「アクトビラ」対応のテレビ、モバイル端末などへ大規模かつ効率的に配信するシステム「“OPSIGATE”(オプシゲート)デリバリー」を2011年1月に発売する。
同発表会では、こうした一連の動きの現状報告と展望なども行われることが予想される。
USTREAM「Sony Japan Live Channel」