一球さん全26話

五月晴れの高尾球場では、甲子園の常連である巨人学園と大学野球トップの神宮大学との対戦が始まろうとしていた。ところが、巨人学園の監督、岩風は四番打者に野球音痴の真田一球を起用した。監督は、この試合を放棄したのであろうか? ナインたちの戸惑いの中で主審の右手が高々と上がった。“プレイ・ボール!!”
  • 日本
    1978年
  • 原作: 水島新司/掲載: 週刊少年サンデー/発行: 小学館/脚本: 松岡清治/中西隆三/大島武富/みついでこういち/音楽: 荒木とよひさ/丸山雅二/作画監督: 本多敏行/富永貞義/美術監督: 工藤剛一/美術設定: 川本征平/プロデューサー: 大場伊紘/別紙壮一/演出: 福富 博/オープニングテーマ: 「青春の歌が聞こえる」荒木とよひさ/エンディングテーマ: 「一球さん」堀江美都子
  • 真田一球: 水島 裕/大友 俊: 曽我部和行/芦田麗子: 川島千代子/岩風監督: 野島昭生/住吉理事長: 永井一郎/堀田三吉: 古川登志夫/司 幸司: 古谷 徹/一角志郎: 滝 雅也

(C)水島新司/日本アニメーション Presented by Janime.com

神宮大は巨人学園を見くびり、二軍選手でこの試合に臨んでいる。一回裏の巨人学園の攻撃、四人の新人の活躍により、一挙四点を先取、岩風の作戦が単なる奇策でないことが証明された。岩風は、神宮大レギュラー陣を引っ張り出さないことには気が済まないという。そして、スタンドにはレギュラー陣の姿が…。
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    1978年
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神宮大は巨人学園を認め、早くもレギュラー陣を出場させる。しかし、エースの五味連太郎の姿は何処にも見当たらない。レギュラー陣に交代した神宮大ではあるが、相変わらず巨人学園を見くびっていた。しかし、二回裏、満を持して剛腕エースの五味が登場した!
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皆の歓声を背に神宮大エースの五味登板。ついに一球との対決を迎える。巨人ナインに対し、きわどい球を投げ続ける五味であるが、一球は見事それを打ち返しヒットにする。三回表、神宮大の攻撃、一球はライトからサードへと守備変更。だが、一球のまずい守備の連続でピッチャーの大友は崩れ、この回逆転されてしまう。
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    1978年
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一球の度重なるまずい守備に、大友は監督に一球を交代させるよう迫った。だが、この要求を却下する岩風。やがて岩風は、あることに気づきハッとする。マウンド上に立っているのは五味連太郎ではなく、その弟で神宮大付属高の五味連次郎なのである。それを知り、大友はライバル意識を燃やして立ち直って行くのであった…。
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ここまで好投を続けてきた連次郎であるが、五回裏の一球のホームランを境に崩れ始める。兄の連太郎は、弟の連次郎がメッタ打ちにあっているにもかかわらず、弟のためだと、監督に続投を懇願する。そして一球の奇想天外なプレーに完全に調子を狂わされた連次郎は、結局この回にコールド負けを喫してしまい…。
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試合中の采配等をめぐって、岩風と大友たち甲子園組との確執は更に深まる。試合後、岩風の甲子園組をないがしろにするような独断的決定に、大友たちの怒りは頂点に達し、岩風のもとを飛び出してしまった。大友たちには、未だ岩風の真意を読み取ることが出来ないでいた。
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岩風は一球たちに、自分たちの好きなように練習をするように指示をするだけだった。一球たちは好き勝手に練習をするだけだった。また、大友たちは一球たちとは別に練習を始める。それぞれの思惑を胸に原島監督の帰りを待つのだった。
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米国に留学中であった一軍監督の原島が帰国した。岩風は本来は二軍監督で、原島の留守を預かっているに過ぎなかったのだ。その原島の提案で、野球部の校内試合が行なわれることになった。留守中の成果を試す時がきた!
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    1978年
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巨人学園野球部の校内試合が行なわれる運びとなった。原島率いる一軍対岩風率いる一球たち落ちこぼれの二軍とでは、勝敗の行方は最初から決まっているかに見えた。しかし、一球たち二軍の選手は、常識をくつがえすようなプレーの連続で、一軍を翻弄し始めるのであった。
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