日産GT-Rがフル参戦、FIA GT1世界選手権第9戦をライブ中継
日本から日産の「GT-R」がフル参戦する「FIA GT1世界選手権」の第9戦インテルラゴスの決勝レースがライブ中継される。
同選手権には、アストンマーティンDB9、コルベットZ06、フォードGTマテック、ランボルギーニ・ムルシエラゴ670R-S、マセラティMC12、日産GT-Rが、各2チーム各2台、合計24台参戦する。
同選手権は、アブダビのヤスマリーナサーキットで開幕し、ヨーロッパ、南アフリカ、南アメリカを転戦して全10戦で争われる。
レースは、通常は3日間開催となり、金曜日がフリープラクティスとプリクオリファイ、土曜日が24台→16台→8台と絞られていく3度のクオリファイセッションとクオリファイレース(60分)、日曜日がクオリファイレースの結果によってグリッドが決まるチャンピオンシップレース(60分)。また、レースでは、1回のタイヤ交換とドライバー交代のためのピットストップが義務付けられる。
ポイントは、クオリファイレースが1位3ポイント、2位2ポイント、3位1ポイント。チャンピオンシップレースが1位10ポイント、2位8ポイント、3位6ポイント、4位5ポイント、5位4ポイント、6位3ポイント、7位2ポイント、8位1ポイント。このポイントにより、ドライバーとチームの世界選手権を競う。
また、レースの結果により、以下のようなウエイトハンデが課される。1位+40kg、2位+30kg、3位+20kg、4位+10kg、5位±0kg、6位-10 kg、7位-20kg、8位-30kg、9位-40kg。このウエイトハンデは、最高で100kgまでとなる。
第8戦までのポイントランキングは、チームが、Vitaphone Racing Team(マセラティMC12)が160ポイントでトップ、Reiter(ランボルギーニ・ムルシエラゴ)が142ポイントで2位、Sumo Power GT(日産GT-R)が114ポイントで3位につけている。
また、ドライバーは、アンドレア・ベルトリーニとミハエル・バーテルス(マセラティMC12)が130ポイントでトップ、トーマス・ムッチとマーク・ヘネリッチ(コルベットZ06)が95ポイントで3位につけている。
日本時間では、クオリファイレースが11月28日0時40分ごろ、チャンピオンシップレースが11月28日22時55分ごろから放送となる。放送時間は流動的なので、早めに見始めるようにしたい。
なお、ライブ中継がない時間帯でも過去のレースビデオなどが流されるので、事前にこれまでの流れを回顧することができる。
FIA GT1世界選手権オフィシャルサイト「GT1 TV」