仲間由紀恵、初の本格ミステリーで巻き髪のセレブ令嬢役に挑戦!「目線」予告動画-フジ

2010年12月17日10時26分ドラマ
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今夜のフジテレビ金曜プレステージ特別企画は、“ごくせん”で人気の仲間由紀恵が初の本格サスペンスでセレブ一族の深窓の令嬢役を演じる!原作は、天野節子の同名小説。番組公式サイトにはスポット動画が公開されている。

原作者の天野は、60歳で2006年自費で処女作「氷の華」を出版し、翌年単行本となった。その後、文庫化されあれよあれよという間に35万部を超えるベストセラーを生み出した。当時、遅咲きの大型新人としても大いに話題上った人物である。

「目線」は、天野節子の極上ミステリー第2弾となる。大富豪一家の晩餐会が一転して血の惨劇に変わるとき、幸せに見えた家族の忌まわしい過去が暴かれる!

仲間由紀恵といえば、その代表作としては「ごくせん」「TRICK(トリック)」などがあげられる。ほかにも、ナビコンでも特集した「99年の愛」、大河ドラマ「功名が辻」や映画「私は貝になりたい」などがあるが、やはり、現代モノとなれば、前出の2作のイメージがあまりにも強く、どうしても少々コメディタッチの混じったおてんば娘を想像させられてしまう。
そんな仲間が「目線」では、感情を余りださず、足に障害を持つ控えめな女性を演じる。初の深窓の令嬢役ということで、これまで現代劇では一貫して通してきたワンレングスのストレートヘアーを、初めて巻き髪にしている。この髪型を本人は「すごく新鮮」とまんざらでもなさそう。また、足に障害を持つということで車椅子での出演となり、こちらは、「微妙に1歩手前」とか「このタイミングで右に曲がる」などの具体的な指示にタイミングを合わせるのが大変だっと語っている。

ミステリーは、仲間演じるあかりの父で建設会社社長・堂島新之助の誕生日パーティーから始まった。この日は、三女のあかりや長男の大輔ら一族が新之助の家に集まった。そんな中、新之助が二階から転落して死亡する。状況から、駆けつけた刑事の津由木は自殺と断定するが、新之助は亡くなる直前に非通知の番号の誰かと電話で話していることがわかった。
ショックを受けたあかりは家族ぐるみの拓真らの気遣いを受けて、どうにか初七日を迎える。ところが初七日の法要の席で、新たに3人が次々と殺害されてしまう。
犯人はいったい誰なのか?次々と起こる死の連鎖で明かされるセレブ一族の悲しい秘密とは?

仲間が新境地を切り開く本作で、脇を固めるキャスト陣には実力俳優を配している。
刑事・津由木には小日向文世、堂島家のコックには日野正平、あかりを気遣う加納拓真を山本耕史が、堂島家長女夫妻には奥貫薫、宇梶剛士が扮する。他にも、長男の大輔役を田中幸太郎、次女の貴和子役を国分佐智子が演じる。
2時間サスペンスドラマでは、新聞ラテ欄で2番目に書いてある人物が犯人とも、ラストに書いてある人物だとも言われるが、これだけ実力派俳優を持ってこられると、誰が犯人なのか迷ってしまう。

果たして堂島家を恐怖に陥れた犯人はいったい誰なのか?ドラマは本日17日(金)、夜9時からフジテレビ系で放送される。予告動画は、番組サイトのスポット動画で視聴できる。


フジ「目線」番組公式サイト