日本相撲協会は11月26日午前、福岡市内で来年の番付編成会議と臨時の理事会を開き、関脇安馬改め、日馬富士（はるまふじ）（24）＝本名ダワーニャム・ビャンバドルジ、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋＝の大関昇進を満場一致で決めた。関脇安馬は九州場所で横綱白鵬に優勝決定戦で敗れ、初優勝を逃したが13勝2敗と好成績を残した。
モンゴル出身者では朝青龍、白鵬に次いで3人目で、外国出身では7人目。

師匠の伊勢ヶ濱親方（元横綱旭富士）は、1文字目の「日」という文字は、相撲界に太陽のように日を照らすという意味、2文字目の「馬」は元のしこ名である「安馬」から取ったもの、そして3文字目、4文字目の「富士」は親方の現役時代のしこ名「旭富士」から取った、説明。

師匠の伊勢ヶ濱親方夫妻とともに使者を迎えた新大関は、「今後も全身全霊で相撲道に精進します」と、緊張した面持ちで口上を述べた。

初場所は1月11日から東京・国技館で開かれる。


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