KARA、東方神起と同じ2対3に分裂!契約解除通告のその後と、所属事務所の言い分を動画ニュースで紹介!
19日、KARAメンバー4人の所属事務所との専属契約解除通告が韓国芸能界を激震させたが、その後、ク・ハラが事務所残留組に変わり、メンバーはを2対3に分裂、くしくも東方神起とおなじ状態となり、韓国芸能界は大きくゆれている。昨日のナビコンニュースでも紹介した今回の一件、その後の動きを韓国SBSが動画ニュースで詳しく伝えている。
動画ニュースで伝えているのは次のとおり。
人気ガールズグループのKARAメンバーのハン・スヨン、チョン・二コール、カン・ジヨンが、19日、所属事務所を相手に専属契約解除を通告した。これまで、所属事務所は彼女たちの人格を無視し、彼女達を金儲けの手段としてだけ利用されてきたという主張。当初専属契約解除を申し出ていたク・ハラは、その後契約解除を撤回し、リーダーのパク・ギュリとともに事務所残留組となった。
専属解約を申し出た彼女たちは弁護人を通じて「所属事務所がその地位を悪用してメンバーたちが望まない芸能活動を強要し、人格を冒涜した」と訴えている。また、「自分たちを金儲けの手段としてだけで利用してきた」とも主張している。
さらにKARAの弁護側は、「去年一年間、会社内部監査のため芸能企画やマネジメントがまともにいかず、(その待遇が)ますますひどくなり、結局専属契約解除を申し出るにいたった」と付け加えている。
これを受けて所属事務所側では、「彼女たちが収益配分など金銭問題に対して根拠のない主張をしている」と言い、「調整と和解に向けて穏便に解決されることを期待する」と発表している。
動画ニュースは、東方神起やスーパージュニアに引き続き起こったKARAの契約解約通告で、芸能人マネージメント自体に構造的な問題がまた露呈したと伝え、大衆文化評論家のカン・テギュ氏は、2000年に入り紛争の中心に力のある人気スターたちが、所属事務所との関係を変えることが出来るのか注目している。
歌謡界では内需市場(韓国内)で広がった所属事務所との葛藤が、日本など海外の韓流ブームに水を差さないか憂慮する視線もあると伝えている。
東方神起やスーパージュニアに専属契約解除の問題がおきたのも、人気絶頂期で、日本など海外への進出に成功した直後のこと。KARAの契約解除通告もまさに同じ状況下で起きている。
韓国は日本に比べ国土が狭く、人口も少なく、芸能マーケットの規模も小さい。当然トップスターたちは海外進出を目指す。進出に成功すれば、所属事務所側は、スター養成にかけたマンパワーまたは金銭面での回収を急ごうとする。対するスターたちは海外進出を果たして、改めて自分たちのおかれている環境を見直すチャンスを得る。
とすれば、今後もこのようなトラブルが起きるのも必至。ここに来て、韓国芸能界は抜本的なその体質の見直しを迫られているときなのかもしれない。
また、今回の一件で、リーダーのギュリだけが蚊帳の外にいたというのもなんとも不思議なことで、韓国マスコミも情報が錯綜している状態。今後も彼女たちの動きに注目したい。
SBS「金儲け手段に利用、KARA3名、所属事務所に決別宣言」
※動画ニュースには、アクセスが殺到しているようで、動画視聴がスムーズに行かない場合があります。その場合はしばらく経って改めてアクセスしてください。