レオナール・フジタ 幻の群像大作、日本初公開!

2008年11月29日12時40分暮らしと文化

「没後40年 レオナール・フジタ展」が上野の森美術館で2009年1月18日(日)まで開催中。本名、藤田嗣治。日本人でありながらも、フランス人レオナール・フジタとして生涯を終えた世界的画家だ。

レオナール・フジタ展スペシャルサイトではアトリエで過ごすフジタのスライドショーやフジタが建物内部を覆うフレスコ画、ステンドグラスはもとより、細部にいたるまで自ら装飾を手掛けた、ランスの「平和の聖母礼拝堂」内部の動画を配信。

彼の作品は世界中の多くの研究者を魅了している。今回はすべての大作が一堂に会し、待望の日本初公開となった。展示会は北海道をスタートし2009年6月まで全国5会場で開催予定。

今回は約230点が展示される。『ライオンのいる構図』『犬のいる構図』『争闘Ⅰ』『争闘Ⅱ』といった有名な群像大作のほか、『馬とライオン』など世界初公開となる作品も見ることができる。また会場ではアトリエが再現されたり、手作りによる多彩な家財道具も展示されるので、彼の世界をより近くに感じることができる。

まだ作品を目にしたことがない人も、スケールの大きさに圧倒され、レオナール・フジタの世界に引き込まれること間違いない。

アトリエで過ごすフジタのスライドショー
礼拝堂内部の動画
「レオナール・フジタ展スペシャルサイト」