椎名林檎、水中で逆回転でガムを噛む?東京事変「空が鳴っている」にのせたグリコ新CM動画公開開始!

2011年02月08日09時26分商品・CM

江崎グリコは、2月8日よりウォータリングキスミントに、「フレーバーチェンジ<ピーチ→ミント>」「ジューシー<マスカット>」「リフレッシュ<サワーシトラス>」「ブレスシャワー<アップルミント>」の4種類を新発売、公式サイトでは、前回に引き続き、シンガー・ソングライター椎名林檎(31)が出演するTV-CMを公開した。

ウォータリングキスミント(WKM)は、板ガム表面に液体フレーバーを直接塗布し、2 つのうるおい層(瞬間うるおい層・うるおい持続層)を持つガムを作り出す「W(ダブル)ウォーター製法」を採用した同社の人気商品。舌に触れた瞬間、お口の中で爽快感とうるおい感が広がり、後半までうるおい感をキープ。また、ガムベースにフレーバーチップを新配合し、おいしさがさらにアップした。

新CMでは、ほのかに青く光る水の中で、WKM を口に運ぶ椎名林檎の顔の周りにいくつも漂う気泡がポイントで、商品パッケージの世界観をCMでも共有している。CMの最大の見どころは、まるで水中で撮影したかのような一連の映像。
椎名がガムを噛み始めた瞬間、画面が真っ暗になり、背後にネオンのようなひと筋のオレンジ色の横ラインが浮かび上がる。再び画面全体がライトアップされ、カメラに視線を送る椎名。今度は周囲の光はオレンジからグリーンへと変化していく。再び画面が暗転し、今度はブルーとパープルのネオンの光が2本、椎名の背後を縦に走る。画面が明るくなり、ブルーとパープルの光に包まれる椎名。ふーっと息を吐くと、背後の光がパープルに変化し、気泡が正面手前に現れる。画面いっぱいに広がった気泡は、そのままWKMのパッケージに重なり、商品の文字がゆっくりと浮かび上がる。
「うるおって、ほら、きもちいい。ALL NEW Watering KISSMINT」椎名のナレーションだ。すると、一度光が消えた後、まるでネオンが点灯していくかのように、4 つの商品パッケージが暗闇の中から登場する。

撮影は可能な限りリアリティーを演出するため、20 倍のハイスピードカメラで撮影したカットを、さらに逆再生して編集。そうすることで、水中独特の浮力により上昇する気泡や上になびく椎名の髪の毛などをスムーズに表現している。色鮮やかな光とネオンの映像美をバックに浮かび上がる椎名の凛とした表情、クールなカメラ目線が強調されている。CM 音楽に採用したしたのは東京事変のNEW シングル「空が鳴っている」。「♪スローモーション」の歌詞ととも絶妙にシンクロする幻想的な作品に仕上がっている。
今回のCM撮影で、椎名は監督から「最終的に逆再生したものを編集でつなげるので、普段の仕草を全部逆からやっていただくことになります」と説明を受けたとのこと。椎名は、事前にリハーサルの映像を繰り返し見ながら、目線や手の位置、動き出しのタイミングなどを入念にチェックして撮影に挑んだという。あくまでもクールで幻想的なCMだが、一瞬椎名の顔がシルエットだけになった場面では、変顔をしてもいいかと質問するなど、撮影は終始和やかに行われたようだ。

幻想的な水中のCMは、グリコのTV-CMのコーナーで視聴できる。

グリコ「ウォーターリングキスミント」TV-CM