養母のテガン（神鬼干＝シングィガン）との結婚に納得できないスロは、もう一度養母を訪ねるが、どうすることもできないまま帰るしかなかった…その途中でスロはソク・タレと出会う。自分をだまして奴隷とした売ったにくい相手ながら、タレの母代わりのアジンウィソンを悲しませたくないと、見逃してやる。ここで彼を生かした事は正解だったのか？第17話では、チョンギョンに寝返ったタレの言動をチェックしよう。

スロに命乞いをして助かったタレだが、その目は全く反省していない。それどころか、ますますスロへの敵対心を燃やしている。タレが、なぜここまでスロを憎むのかが、この後のタレの独白シーンで明らかになる。しかし、この後やってきたアジンウィソンは、タレを慰めるために、スロがタレと同じ孤児だったことをうっかり口を滑らして言ってしまう。果たしてタレはこの秘密をどのように使うつもりか？

ある日、戻らないスロを心配してファンオクがクヤ国にやってくる。アヒョにスロの居所を聞こうとするファンオクだが、やきもちを焼くアヒョは冷たい。
それでもファンオクはスロと再会した。再会の場面は、少し靄のかかった桟橋を。2人並んで歩くシーンがまるで1枚の絵のように美しい。お見逃しなく！スロのいるクヤ国を後にできないファンオクは、チョンギョンの元で、ヨム・サチの代わりに金海館と交易を任されることになる。そんなファンオクが目障りなアヒョは、スロに不満をぶつける。
アヒョの気の強さはその言動から十分わかるが、ファンオクもなかなか負けていない。ヨム・サチが、ファンオクに金海館を返せと迫るシーンがある。たおやかで気品高いファンオクが、毅然としてその要求をはねつける姿が見かけとは違う芯の強さを際立たせている。

今回はテガン＆ヨム・サチvsチョンギョン＆イジンアシ＆ソク・タレとの会談の場面がある。いったいこの場で何が決まるのかお見逃しのないように。しかし、会談以上に気なるのは、テガンがスロを息子だとチョンギョンに紹介するところ。しかもテガンは、とんでもない計画をぶち上げる。
これには、チョンギョンたちも危機感を募らせる。そこにタレがチョンギョンにある計画を持ちかける。果たしてその計画とは？

さて、今回は他にも見どころとなるシーンがたくさんある。まずは、スロとチョンギョンとのツーショットの場面。何とか、スロを呼び戻したいチョンギョンに対してスロが、シンングィガンもチョンギョンも同じ穴の狢（むじな）と言い放ち、自らの夢を語る。果たしてスロの夢とは？

神女たちの活躍も見逃せない。滝に打たれるシーンとチョンギョンから刑罰を受けるシーンがなんともなまめかしい。滝に打たれるシーンでは、神女たちが衣を脱いで滝つぼに入り、刑罰のシーンでは、ナチョルリョがうつぶせになって棒で尻をたたかれる刑罰（笞刑＝ちけい）を受けるのだが、突然天が割れたような激しい雨が降り、薄衣が体に張り付いて体のラインがあらわになる。女性が見てもドキッとするシーンだ。

見とれている場合ではない。その頃、スロにも危険が迫っていた。アヒョが何者かに捕らえられたのだ。助けに行こうとするスロ。罠だと止めるトゥクソンにスロが放った言葉がこれまたいい！さて、スロがなんといったかは、ドラマで確かめよう。

【作品詳細】【「鉄の王 キム・スロ」を2倍楽しむ】

※「キム・スロ」韓国公式サイト（話題の1分動画視聴）
※BSフジ「鉄の王 キム・スロ」番組サイト

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また、ここに紹介したのは、あくまでもドラマを楽しむための歴史紹介です。事実と異なる部分もあることをご了解ください。