フィギュアスケート・グランプリ・シリーズ第6戦NHK杯第2日は、29日、東京・国立代々木競技場で行われた。
初日のショートプログラム首位の浅田真央（18）はフリーで126.49点の今季ベストの得点でトップに立ち、合計191.13点で今季初優勝を決めた。演技の最後で勢いあまったかバランスを大きく崩す場面があったが、これに浅田は笑顔で観客に手を振る余裕をみせた。浅田はこれで4年連続のグランプリ・ファイナルに進出する。

浅田は2度のトリプルアクセルを試みたが、ジャッジはトリプルアクセルは1回と判定した。2回のトリプルアクセルを跳べば、国際大会で女子初となるところだった。

また、ショートプログラム4位の鈴木明子（23）がグランプリ・シリーズ初出場で2位に入り、中野友加里（23）は3位に入った。NHK杯女子シングルは日本人選手が表彰台を独占した。

テレビ朝日「フィギュアスケート2008/2009」の「競技動画」がグランプリ・シリーズの各大会のハイライト動画を配信している。浅田真央の見事なトリプルアクセルを跳んだ今期のベスト・スケーティングをハイライト動画でもう一度見てみよう。

テレビ朝日「フィギュアスケート2008/2009」の「競技動画」