フェイスブックが日本を変える?ゲストはハンゲーム社長「プライムニュース」過去ハイライト動画-BSフジ

2011年02月28日19時04分社会

世界でインターネットを利用する人は20億人を突破!(ITU=国際電気通信連合より)このネット中で主役に躍り出たのが「Facebook」だ。今夜のプライムニュースは、ハンゲーム森川社長たちを迎えて、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)について取り上げる。

このところテレビのニュースや新聞で連日のように取り上げられているエジプトやチュニジアで相次いだ長期政権の崩壊は、「Facebook(フェイスブック)」や「Twitter(ツイッター)」など、最新のインターネット・ツールを駆使した若者たちの存在なくしては実現できなった。「中東革命」の原動力となったこうしたSNSの中でも、「Facebook」は原則として実名で、リアルタイムに情報を共有するツールである。

日本でよく使われている「Twitter」は、 個々のユーザーが「ツイート」と呼ばれる140文字以内短文を投稿し、閲覧できるコミュニケーション・サービス。日本でもっとも多く活用されているインターネットのひとつ。日本では2009年頃から普及し始め、2010年の調査では、投稿数の多さがアメリカに次ぐ世界2番目となった。もっとも、ネットレイティングスが2010年6月末にまとめた調査によると、日本のツイッターの利用者数は2010年時点で前年の19倍に達しており、実利用者数に限定すれば米国を追い抜いているとのこと。 実名と言う原則はない。

一方、「Facebook」は、実名を原則とするSDSで登録者は今や世界では6億人を突破しているが、匿名での利用が多い日本のネットユーザーの間では、まだ世界の勢いには追いついていない。しかし、最近では、個人のコミュニケーションツールとしてだけでなく、ビジネスツールとして、企業が自社ページを立ち上げ、活動を始めている。実名を前提としたサービスは、匿名での利用が多くガラパゴスと言われる日本のSNS市場を黒船のごとく席巻していくのか。SNSでのツールとして大きな役割を果たしているインターネットゲーム業界は、日本における「Facebook」の影響を、どのように考えているのか。「Facebook」を入り口に、SNSの現状と未来への課題を、プライムニュースが問う。

今夜のゲストは、NHN Japan代表取締役社長の森川亮、三菱総合研究所情報技術研究センター研究員の小関悠、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科准教授の金正勲の各氏。果たしてFacebookが、日本を変えるのか?

番組は今夜8時からBSフジで放送される。番組サイトでは、過去2週間のハイライトムービーが視聴できる。

BSフジ「PRIME NEWS」